■世界初の原子力発電所が運転開始
1871(明治4)年6月27日、「新貨条例」が公布されました。これにより、それまでの通貨単位の両・分・朱の4進法から、円・銭・厘の10進法の通貨単位に変わりました。さらに1円以下の紙幣や硬貨は、1953年の「小額通貨整理法」によって発行が停止され、現在に至っています。
また1954(昭和29)年のこの日、ソ連(現ロシア)のモスクワ近郊に設立された世界初の原子力発電施設であるオブニクス発電所が運転を開始しました。ちなみに日本初の原子力発電所は東海発電所で、運転を開始したのは1966年7月25日です。当時は、クリーンエネルギーとして期待されていましたが、安全上の問題や核廃棄物の処理など課題が山積、最近は再生エネルギー(太陽光、風力、水力、バイオマスなど)へのシフトが叫ばれていますね。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
●トヨタ・2代目ヴォクシーがデビュー!
2007(平成19)年の6月27日、トヨタのミニバン「ヴォクシー」がフルモデルチェンジし、2代目がデビューしました。
初代ヴォクシーは、「ライトエース・ノア」の後継車として兄弟車「ノア」とともに2001年に誕生しました。ヴォクシーとノアの違いはフロントマスクにあり、ヴォクシーは精悍さ、ノアは親しみやすさを強調しています。室内空間の広さや優れた走行性能、静粛性の高さによって、7/8人乗りのジャストサイズのミニバンとして高い人気を集めました。
そして、2007年に登場したのが2代目ヴォクシーです。基本的には先代のキープコンセプトで、精悍なマスクや後席スライドドア、全体的なフォルなどは継承されました。パワートレインは、新型の2.0L DOHC標準エンジンおよびバルブマチック(可変バルブ機構付)仕様の2種エンジンとCVTの組み合わせ、駆動方式はFFと4WDを用意。また基本は5ナンバーですが、新たに3ナンバー車が追加されました。
使い勝手の良い5ナンバーのミニバン市場は、日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」といった強力なライバルの多い激戦区ですが、ヴォクシーは現在最も高い人気を誇っています。初代はヤングファミリー層をターゲットにし、その後進化しながらターゲットを広げることに成功しています。ライバル車の中で、最もスポーティで若々しいマスクやスタイルが人気の秘密でしょうか。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)