■コンチネンタルGT3 パイクスピークを初公開! エンジンに多くの変更あり
ベントレーは2021年4月6日、「コンチネンタルGT3」でパイクスピーク国際ヒルクライム2021に出場すること発表していましたが、その参戦モデルとなる「コンチネンタルGT3 パイクスピーク」を初公開しました。
公開されたモデルは、ド派手なブラックとゴールドでラッピング。リアウィンドウの代わりに冷却エアスクープを採用し、エアロダイナミクスを向上させているほか、「ベントレー史上最大のリアウィング」を装備しています。
短いサイドエキゾーストパイプは、ハードコアレースカーに期待される劇的なサウンドを生み、リアディフューザーをはじめ、カーボンファイバーコンポーネントを多数使用した軽量のハイパーレーサーに仕上げられています。
パワートレインは、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。エンジンに多くの変更を加えることで馬力を向上させ、海抜4,298m(14,100フィート)までの走行が可能になります。
同ブランドでは現在、燃料のさまざまなブレンドをテストしているといい、バイオ燃料ベースのガソリンで走ることになりそうです。これは、標準的な化石燃料に比べ、温室効果ガス(GHG)を最大85%削減できるとみていますが、バイオ燃料と電子燃料の分野における、より大きなプログラムの最初の一歩に過ぎないようです。
パイクスピークでは、2019年にも「コンチネンタルGT」で参戦、国際ヒルクライムの市販車部門で10分18秒488の新記録を打ち立てており、今年は自己記録を更新する予定です。
(APOLLO)