四輪駆動力制御技術「DIRECT4」などによる自在な「LF-Z Electrified」の走りを支えるブリヂストンのコンセプトタイヤ

■ダイナミックな走りと力強い駆動力、快適な走りを支える

レクサスが先日の「LEXUS CONCEPT REVEAL SHOW」において世界初公開した「LF-Z Electrified」は、EVプラットフォームを使ったEVコンセプトカーです。

ブリヂストン コンセプトタイヤ
「LF-Z Electrified」に向けて開発されたブリヂストンのコンセプトタイヤ

以前お伝えしたように、新世代の四輪駆動力制御技術「DIRECT4」を採用するなど、レクサスの将来を示すEVコンセプトカー。新たな四輪駆動力制御技術の「DIRECT4」は、モーターならではのレスポンスを活かし、四輪を自在にコントロールすることができるそうで、高度で自由度の高い走りが引き出せるとしています。

高トルクモーターの駆動力を自在に制御し、ドライバーの感性に合う車両姿勢のコントロールが可能。さらに、前後の駆動輪を独立して制御することで、FF、FR、AWDなど、走行シーンに応じた適切な駆動方式が選択できます。

こうした四輪を自在に制御する「DIRECT4」の走りを支えるタイヤも特別なコンセプトタイヤが用意されています。

レクサス LF-Z Electrified
レクサスのEVコンセプトカー「LF-Z Electrified」

今回、「LF-Z Electrified」に装着されるのは、ブリヂストンによるLF-Z Electrified専用のコンセプトタイヤ。

V字型の溝が目を惹く同タイヤは、大きなブロックや路面に切り込むV字型の傾斜溝によりダイナミックな走りが表現されています。中央部には、周方向に連続した継ぎ目のないブロックが配置され、車両の荷重を支えながらもEVならではの力強い駆動力や滑らかで快適な乗り心地を演出するそう。

こうしたコンセプトタイヤの特徴により、「LF-Z Electrified」の電動化技術によって進化した走りをサポート。コンセプトタイヤのサイズは、285/40R22となっています。

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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