新型ノートe-POWERが売れまくり!? 一番人気は「Xグレード」の84.2%

■「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」の装着率は70%

2020年12月23日に発売された日産の新型ノートe-POWERが好調なスタートになっています。発売後、約1ヵ月後となる2月1日時点での販売台数は2万44台で、月間販売目標の2.5倍になります。

日産ノート
好調なセールスとなっている日産の新型ノート

100%電動駆動でありながら給油できれば電欠の不安とも無縁の新型ノートe-POWERは、モーター駆動ならではの発進時のスムーズさを、街中では高い静粛性を享受できます。

Bセグメントの中でも後席は広く、身長171cmの筆者がドライビングポジションを決めた後方には、膝前にこぶしが縦に2つ強の余裕が残ります。

新型ノートは、第2世代の「e-POWER」と新開発プラットフォームの採用により、スムーズな加速と減速感が特徴。「ワンペダル(アクセルペダルを離す)」で停止はしないものの、ストップ&ゴーの続く街中でアクセルとブレーキの踏み替えが少なくすみます。

先述したように高い静粛性も印象的で、多くのユーザーからも高い評価を得ているそう。ほかにも、電動化の時代を感じさせる先進的なエクステリア、インテリアも人気の理由になっているそうです。

グレード別の受注構成は「Xグレード」が84.2%と上級グレードが人気になっています。なお、「S」は15.6%、「F」が0.2%。こうした傾向は新型ノートに限らず、新型車に多く、モデルサイクルを通じると中間グレードなども売れるかもしれません。

また、コンパクトカーとして初搭載されたナビリンク機能付きの「プロパイロット」は、4割を超える装着率になっているそう。さらに「NissanConnectナビゲーションシステム」「インテリジェント アラウンドビューモニター」「アダプティブLEDヘッドライトシステム」なども半数以上の顧客が選択しているそうです。

日産ノート
写真はビビッドブルー(メタリック)

そのほか、「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」は70%、「LEDヘッドランプ」は69%、「NissanConnectナビゲーションシステム」は58%、先述の「プロパイロット(ナビリンク機能付)」は41%。また、ボディカラーの比率は「ピュアホワイトパール」が27%、「オーロラフレアブルーパール」が13%、「ダークメタルグレー」が11%、「ビビッドブルー/スーパーブラック 2トーン」が10%、「ブリリアントシルバー」が9%となっています。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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