フォルシア クラリオンが法人向けのディスプレイオーディオ「TY-1000A-B」を発売

■「Apple CarPlay」「Android Auto」のナビゲーション機能に、自律航法機能を付加

フランスのメガサプライヤーであるフォルシアの事業部門・フォルシア クラリオンは、自律航法機能を搭載する、耐久性に優れた法人ユース車両・レンタカー向けスマホ連携ディスプレイオーディオの新製品「TY-1000A-B」を11月から発売するとアナウンスしました。

フォルシア クラリオン
フォルシア クラリオンのディスプレイオーディオ「TY-1000A-B」

「TY-1000A-B」はフルフラットタッチパネルが搭載された業務ユース向けディスプレイオーディオ。iPhoneや Androidスマホとの接続で「Apple CarPlay」「Android Auto」のナビゲーション機能により、常に最新の地図データが使えるのが特徴です。

iPhoneやAndroid製スマホを接続するだけで、ナビやハンズフリー通話など、「Apple CarPlay」「Android Auto」の各機能を表示して操作することができます。

自車位置精度は、「TY-1000A-B」の車両信号、ジャイロセンサーから自車位置を測定する自律航法機能により、高精度の自車位置精度を実現するそう。自律航法機能で得た位置情報をスマホに送信することで、電波が届きにくいトンネル内部でも高精度の自車位置測位性能を実現するとしています。なお、自律航法機能とは、GPS信号の受信が難しい場所でも、車両信号、ジャイロセンサーから自車位置を測定し続ける機能。

フォルシアクラリオン
スマホ連携機能が特徴

レンタカー利用の観光客向けに「TY-1000A-B」本体に、日本語、英語、中国語、韓国語に対応する「4か国語表示」機能を搭載し、ラジオ、USBオーディオ、設定メニューなども多言語で対応します。

また、法人ユース車両、レンタカーでの⻑期間での使用を想定し、CDドライブやSD カードスロットなど消耗部品を極力減らし、耐久性重視の設計になっているそう。ディスプレイオーディオ「TY-1000A-B」の価格はオープンです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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