人気の日産デイズがミリ波レーダーを採用し、先進安全装備を強化【新車】

■運転支援技術の「プロパイロット」の性能向上も実現

2019年3月に発売されて以来、ヒットモデルになっている日産デイズ。2020年1月〜6月の軽自動車販売ランキング(全軽自協調べ)では、4位にランクインしています。

現在の軽自動車は、スーパーハイトワゴンが売れ筋で、3位はダイハツ・タント、2位はスズキ・スペーシア、1位はホンダN-BOX。ハイトワゴンとしてはかなり健闘しているといえるでしょう。

日産デイズ
先進安全装備の強化など、一部改良を受けた日産デイズ

2020年8月20日、日産がデイズを一部改良し、同日発売しています。今回の一部改良では、新たにミリ波レーダーが採用され、先進安全技術の進化、拡充が図られています。

■「SOSコール」も標準化でより安心に

今回新たに「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」や「インテリジェント DA(ふらつき警報)」「先行車発進お知らせ」、前方の車両進入禁止標識、最高速度標識、一時停止標識の3つの標識を検知する「標識検知機能」「ロードリミッター付ダブルプリテンショナーシートベルト(助手席)」などが全車に標準装備されています。

さらに、運転支援技術の「プロパイロット」は、ミリ波レーダーの採用により性能が向上しています。

日産デイズ
運転支援技術の「プロパイロット」がミリ波レーダーの採用で性能が向上

また、車内の利便性を引き上げるべく「USB電源ソケット」を新たに全車に標準装備。ハイウェイスターシリーズには「SRSニーエアバッグシステム(運転席)」「ロードリミッター付プリテンショナーシートベルト(後席)」「LEDフォグランプ」が新規に採用され、標準化されています。

さらに、オプション設定だった「SOSコール」も標準化されるなど、安心・安全が高まっています。

日産デイズ
日産デイズ・ハイウェイスターのエクステリア

ボディカラーにも新色が用意されています。2トーンに「チタニウムグレー/ブラック」が新たに追加され、モノトーンにも新たに「アトランティックブルー」「アメジストパープル」が採用されています。なお、モノトーンの「オーシャンブルー」と「プレミアムパープル」は廃止されています。

ボディカラーは全18種類もあり、多彩なバリエーションから選択できます。日産デイズの価格は、2WDが132万7700円〜174万7900円。4WDが146万1900円〜188万2100円。

日産デイズ
日産デイズ・ボレロのエクステリア

さらに、オーテックジャパンが手がける、愛らしいエクステリアが印象的な日産デイズ「ボレロ」も一部改良を受けています。

先進安全装備では日産デイズと同様、「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」や「インテリジェント DA(ふらつき警報)」「先行車発進お知らせ」「標識検知機能」「ロードリミッター付ダブルプリテンショナーシートベルト(助手席)」などを標準装備。さらに、「USB電源ソケット」が新たに全車に搭載されています。

日産デイズ
ボレロの「ホワイトパール&ブロッサムピンク」専用2トーン

ボディカラーも「ホワイトパール/ブロッサムピンク」「プレミアムオリーブ/アッシュブラウン」「アッシュブラウン/ホワイトパール」の3種類の「ボレロ」専用2トーンカラーが新たに設定され、全10種類のカラーバリエーションになっています。

NAエンジンのみとなる日産デイズ・ボレロの価格は、2WDが146万8500円、4WDが160万2700円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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