新型レヴォーグの走りは、高い静粛性の室内、圧倒的なボディ剛性によるハンドリングと乗り心地の良さ【SUBARU LEVORG】

■速度域やコーナーの大小を問わず、高いスタビリティが印象的

新型レヴォーグの見どころは、新世代アイサイトである「アイサイトX」だけではもちろんありません。最初の試乗メニューは、「アイサイトX」の体感でしたが、プロトタイプに乗り込み、コースに出た瞬間に、圧倒的といえるほどの高いボディ剛性、確かなハンドリング、高い静粛性やとてもスムーズなパワートレーンであることが分かりました。

SUBARU 新型レヴォーグ
新型レヴォーグ(プロトタイプ)の走り

「SUBARU GLOBAL PLATFORM(SGP)」の採用はもちろん、外板パネルを最後に接合するフルインナーフレーム構造(国内初採用)、構造用接着剤使用部の拡大(インプレッサ比約4倍の27m)、樹脂リインフォースの採用により、ねじり剛性はじつに44%も向上。新型レヴォーグのために生産ラインが延ばされるなど、従来にない考え方は設計だけでなく製造現場まで及んでいて、次世代SUBARUを謳うにふさわしい内容が盛り込まれています。

SUBARU 新型レヴォーグ
新型レヴォーグは、インナーフレーム構造、構造用接着剤の拡大などが盛り込まれている

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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