■スーパーやショッピングモール、動物園や水族館などの「密」を避けられる
カーナビ・アプリを使ったり、音楽を聴いたりするなど、スマホやタブレットがドライブに欠かせない存在になっているという方は多いのではないでしょうか。
無料で使えるカーナビ・アプリもいくつもありますが、定番のカーナビアプリといえるのが「Yahoo!カーナビ」。このほど「Yahoo!カーナビ(iOS版、Android版)」が、約5万件(2020年8月12日時点)にのぼる「混雑予報」機能を追加したと発表しました。
同機能は、スーパーマーケットや薬局などの小売店やショッピングモールをはじめとする大型商業施設だけでなく、動物園、水族館などといった行楽施設周辺の混雑状況が確認できる機能です。コロナウイルスの感染拡大で「密」になるのを避けたいというニーズに応えてくれます。
●「曜日ごとの混雑予報」と「当日の混雑実績」を表示
Yahoo! JAPANでは、ユーザーの混雑を避ける行動の支援と「新しい生活様式」の推進のため、「Yahoo!検索」や「Yahoo! MAP」アプリなどの各種サービスで施設の混雑状況を表示する取り組みを行っているそうです。
このほど、SNSの投稿やアンケートなどから「Yahoo!カーナビ」でも混雑状況を知りたいというニーズがあったそうで、この「混雑予報」機能が追加されています。
具体的には、「Yahoo!カーナビ」アプリの施設情報において、施設周辺の混雑状況を「曜日ごとの混雑予報」を棒グラフで表示。さらに「当日の混雑実績」は折れ線グラフで表示され、それぞれ1時間ごとに表示されます。当日の混雑状況の変化は、グラフ上部に「混雑状況の変化」として「人が増えてきています」「人の増減はそれほどありません」「人が減ってきています」の3パターンを文字でも確認可能。
こうした機能によりアプリのユーザーは「旅行先の行楽施設が何時ごろ空くか知りたい」「スーパーが混雑する時間帯を避けて買い物に行きたい」といった際に活用できます。「Yahoo!カーナビ」を起動後、行きたい商業施設や行楽施設などの名称を検索して利用できるそう。
混雑に関する情報は、unerryが運営する「お買物混雑マップ Powered by Beacon Bank」の情報や、Yahoo! JAPANが提供している各アプリ上で位置情報の利用を許可しているユーザーのデータを統計化して算出されているそうです。
「新しい生活様式」にマッチする「Yahoo!カーナビ」。いま使っている人はもちろん、まだ使ったことがない人もこれを機会にダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
(塚田勝弘)