■商用車の視界を高解像度の映像でサポート
自動車部品メーカー・フォルシアの4番目の事業部門であるフォルシア クラリオンは、日本向けの商用車用HDカメラ「CR-8500A(シャッター付)」「CR-8600A(シャッターなし)」、7型ワイド HD 対応モニター「CJ-7800A」の3モデルを2020年9月から順次発売すると発表しました。
近年の運送業界はドライバー不足を背景に経験不足のドライバーの増加しており、慣れない大きな車体を運転せざるを得ない状況もあるといいます。商用車用のカメラなどにも注力しているフォルシアクラリオンでは、優位性のあるエレクトロニクス技術を生かした、安心、安全製品の普及を図っています。
そんな中、事故抑止に直接つながる商用車用カメラも、映像の高解像度化のニーズが高まっています。
今回発売される商用車用HDカメラ2モデルは、広範囲を確認できる水平画角約160°のレンズ、100万画素CMOSセンサーの採用により、夜間でも明るく鮮明な映像を表示。また、ドライブレコーダーなどでもお馴染みのHDR(ハイダイナミックレンジ) 機能が搭載され、晴れた日の逆光など明暗差の大きな場所での黒つぶれや白飛びを補正し、クリアな映像が表示できます。
高解像度の映像を映し出す7型ワイドHD対応モニターは、HDカメラの「CR-8500A」「CR-8600A」だけではなく、従来の NTSCカメラの接続も可能。
また、ズーム機能も用意され、水平画角約160°の映像を約 120°に切り替えて表示、映し出すこともできます。さらに、1m、3m、5m、7m の参考用距離マーカーが表示され、後方確認をサポート(取り付け位置に合わせたマーカー表示7パターンを用意。また、上下左右の微調整も可能)。
なお、商用車用HDカメラ「CR-8500A(シャッター付)」「CR-8600A(シャッターなし)」、7型ワイドHD対応モニター「CJ-7800A」のいずれもオープン価格になっています。
(塚田勝弘)