新型日産キックス、期待のコンパクトSUVは出力20%向上したe-POWERを搭載し、価格275万9900円〜【新車】

■併売される日産ジュークとの差は?

日本には新型ジュークは導入されないようですが、より日本に商品性の合った新型日産キックスe-Powerが予告どおり、2020年6月24日に発表されました。

新型日産キックス
新型日産キックスのエクステリア

なお、欧州に投入されている新型ジュークは、全長4210×全幅1800×全高1595mmというスリーサイズで、コンパクトサイズがひとつの特徴であった先代から全長が75mmストレッチされ、全幅は15mmワイドに、全高は30mm高くなっています(欧州値)。また、ホイールベースは106mmも伸びたことで、コンパクトである一方で、狭かった後席、荷室は大きく拡大しています。

新型日産キックス
新型日産キックスのインテリア

一方の新型日産キックスは、全長4290×全幅1760×全高1610mm。ホイールベースは2620mm。最小回転半径は、5.1m。なお、ジュークは、全長4135×全幅1765×全高1565mm、ホイールベースは2530mm。最小回転半径は5.3m。

併売されるジュークと比べると、新型キックスは最小回転半径が0.2m小さくなっています。ジュークよりも全長は160mm伸びているものの、狭い場所での取り回しは改善しているようです。

日産ジューク
欧州に投入されている新型日産ジュークのエクステリア

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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