後方からのあおり運転や事故に対応する、リヤ専用フルHDドライブレコーダー「RAY16(リヤ用)」が登場

■フルHDの高画質を対角160°の広範囲で、鮮明に録画できる

以前お伝えしたように、あおり運転の厳罰化が明文化され、「妨害運転罪」が衆議院本会議で可決、成立しました。

これを機にドライブレコーダーの取付を考えている人のほか、現在前方にだけ装着している方の中にもリヤ用の装着を検討している方も多いと思います。ちなみに、最近のドライブレコーダーの売れ筋は、前後2カメラ式になっています。

セイワ ドライブレコーダー
セイワのリヤ用ドライブレコーダー「RAY16」

セイワは「PIXYDA」シリーズのフルHDドライブレコーダー「RAY16」をAmazon限定で2020年6月3日にリリースしました。1.5インチのコンパクトサイズでありながらもフルHD録画、広範囲録画、GPSやHDR/WDRなどが搭載された後方専用高機能ドライブレコーダーです。

リヤ用ドライブレコーダー「RAY16」は、フルHDの高画質を対角160°の広範囲で、鮮明(F値1.8)に録画できます。SONYイメージセンサーの採用により、明暗差のあるシーンでの白とびや黒つぶれを抑制するHDR/WDRが搭載されています。

セイワ ドライブレコーダー
セイワのリヤ用ドライブレコーダー「RAY16」の各部名称。後方視界を妨げないコンパクトカー設計

また、便利なのがフォーマットフリーの採用で、断片化したファイルは自動修復され、録画を継続(万一の事故の際は、ロックファイルも上書きされるため、microSDカードを抜く必要があります)。Gセンサーの搭載により、衝撃を感知すると別ファイルに記録されるほか、走行時の衝撃感知は3段階から選べます(オフ機能付き)。

セイワ ドライブレコーダー
セイワのドライブレコーダー「RAY16(リヤ用)」。

ほかにも、東日本/西日本の周波数に対応しているため、LED信号機が消えて映っているということもありません。GPS搭載により自車位置や速度、日時が記録され、PCビューワー(Windows7以降)で確認可能。

取付は、後方まで届く8mのロングDCカープラグを使い、ジョイントブラケットで最適な角度に調整できます(上下左右角度調整可能)。なお、あおり運転の抑止・警告に最適なドライブレコーダーステッカーを付属されています。

リヤ用ドライブレコーダー「RAY16」の参考価格は1万3800円前後(税込み)です。あおり運転や後方からの衝突事故などを記録するには、前方のドライブレコーダーだけではカバーできませんので、後方用ドライブレコーダーの装着も検討する価値はありそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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