■一体型タイプの設置が難しい車種に向くセーフティレーダー
カー用品市場は、年々伸張しているドライブレコーダー、根強い人気を誇るカーナビなどが牽引しています。また、定番アイテムとしてニーズの高い、レーダー探知機などがあります。
レーダー探知機の大手メーカーで、自社工場での生産にこだわるセルスター工業は、3ピースセパレートタイプのセーフティレーダー「AR-7」を発売しました。
こちらは、モニターと本体、アンテナ(レーザー式オービス+GPSレーダー対応)がそれぞれ別々になっているセパレート式。モニターの宙吊りや、アンテナをミラー裏になどに設置できるなど取付位置の自由度高く、輸入車やダッシュボードの形状が複雑な車種にも向きます。
一体型タイプの設置が難しい車種に向くセーフティレーダーになっています。
●後方用ドライブレコーダーとの連携機能も用意
気になる性能は、光学フィルターの採用により取締機から離れた場所や広角で受信できるそうで、いち早くレーザーの受信に対応。
また、レーザー光の受信レベル(警告)を2段階で設定できます。この技術は特許出願中。光学フィルターと独自の判定システムにより、識別機能で誤報となりやすいレーザー受信を高い確率で識別が可能としています。
ドライブレコーダーとの連携機能も用意。後方録画対応のドライブレコーダーなど外部機器に接続可能で、レーダーに設定画面、カメラ映像を表示したり、レーダーのリモコンで操作が可能になったりするほか、クイック録画もできます。
また、準天頂衛星「みちびき」の「サブメーター級測位補強サービス」に対応しています。こちらは、衛星受信数4種81基の衛星を受診ができ、「みちびき」のサブメーター級測位補強サービスにより、測位が不安定な都心部の高層ビル街や山間部などでも精度が従来より向上している機能。
さらに、スマホや無線LANで「ASSURA+Link」につなぐと最新情報の更新も可能。毎月更新される無料のGPSデータや、同社が提供する最新情報にアクセスし、自動でデータ更新が行われます。
天気情報やニュース、公開交通取締情報など情報も表示可能なほか、政府機関による災害・危機管理通報サービス「災危通報」の表示にも対応していて、地震や洪水、土砂崩れ、津波、浸水、台風、噴火などの情報を入手できます。
セパレートセーフティレーダー「AR-7」の価格はオープン。カー用品店やネットなどで販売されます。
(塚田勝弘)