■残った燃料が多いほうが威力が大きい!?
アクション映画ではクルマって大爆発をしますよね。じっさいのところ、どれくらい爆発するんでしょうか?
この動画は、ナショナルジオグラフィックがガソリンタンクに起爆装置をつけて、ガソリンの量によって爆発の威力がちがうかどうかを試した実験です。
ナショナルジオグラフィックは有名な科学雑誌で、雑誌は結構おカタいイメージですよね。
でもYouTube動画では、かなりオモシロ企画というかオバカ企画みたいなものもやっています。これはそのひとつです。
ガソリン満タン、半分、4分の1、そして空っぽ、という4台を用意して爆発させ、その威力を比べます。
事前に参加者にどれがもっとも爆発するか予想してもらいます。
満タンを選んだのは「多いほうがよく燃えるはず」というひと、半分を選んだのは「酸素とガソリンが半々がいいはず」(※この場合、本当は酸素とガソリンは半々にはなっていませんよ。気をつけてくださいね)というひと。
4分の1を選んだのは……「ガソリンのことは詳しくないから色で選んだ」という人。こういうヒト好きです。人生が楽しそうですよね。有事のときには判断を誤るタイプだと思いますが。
さあ、実際はどうでしょう? 下の動画で確かめてください。これは日本語チャンネルなので、日本語の字幕付きです。
まぁ、『空っぽ』っていっても1滴もないスッカラカンじゃないですよね。そしたら爆発するわけがないので。
クルマって、いったん燃えはじめると本当にヤバいんですが、通常はそうそう燃えるものではないので、実際は爆発防止のためにガソリンの量を気にかける必要はないと思います。
(まめ蔵)