F1マシンで!? アルボンを引き連れてフェルスタッペンがオランダを案内【動画】

■実車でやっちゃったの???

レッドブルレーシングはなかなかエクストリームな動画を撮ってくれます。ロッテルダム港のコンテナから現れたのは、マックス・フェルスタッペンとアレックス・アルボン。

しかもF1マシンに乗っています。

コンテナから出てきたF1
ロッテルダム港で、コンテナからレッドブルF1の2台が出てきます。

オランダ人のフェルスタッペンが、ザントフォールト・サーキットまでアルボンを案内するという企画です。ただしF1マシンで公道を走って!

ザントフォールト・サーキットでの開催は35年ぶり。しかも、フェルスタッペンの活躍によってオランダでのグランプリ開催の気運が高まって実現したそうです。

でもね。本当は5月3日に開催される予定だったんです。もちろん新型コロナウイルス感染症の影響で中止になってしまいました。

そして5月3日に公開されたのがこの動画なのです。ヨーロッパではかなり厳しい外出制限がかけられているはずなので、この動画が撮られたのはその前なのでしょうね。

オランダを走るF10その2
並木道を2台のF1マシンが走ります。こんな波打った路面を走ることはそうそうないでしょうね。

それにしても、F1マシンがここまで本格的に一般道を走る映像はあまりありません。CGじゃないのかと疑っちゃうくらいです。風車の脇を走ったり、農園の中を抜けたり、街中で自転車渋滞に巻き込まれたりしてオランダという国を紹介していきます。

それにしてもね。テレビでサーキットを走っている姿を見るだけだとわかりにくいんですが、F1ってすごいよ。

私はどちらかというとハコ車のモータースポーツばかり取材していて、フォーミュラにはうといんですが、フォーミュラはすごい。ビュッと加速して、キュンッと曲がって、バッと止まる。動きのクイックさがぜんぜん違うんです。一般道を走ることで、そんなフォーミュラのすごさも感じとれると思います。

それでは本編をどうぞ。かなり力を入れて撮られた、美しくてカッコいい映像ですよ。日本語字幕にも対応しているので、設定して見てみるのもいいと思います。

そして、メイキング映像もアップされました。本編だけ見るとただF1が一般道を走っているだけみたいに見えますが、本当にサーキットでレースをするためだけに作られたクルマだから、車両側にもいろいろな苦労があったんですねぇ。意外とムキ出しで運搬してたりするところも楽しめました。

(まめ蔵)

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
続きを見る
閉じる