緊急事態宣言。今こそ、クルマ好きはプラモデルを作ろう!

ネットで見かけたニュースによると、フィリピンでは新型コロナウイルスの影響で「あるもの」が買い占められて店頭から一斉に姿を消したのだとか。

「あるもの」とは、なんとガンプラ(ガンダムのプラモデル)。外出できずに家に閉じこもりっきりになるから、プラモデルでも作ろうってわけですね。なんと素晴らしいアイデア。こういったものなら、買い占めもまあ許されるでしょう。

ところで、クルマ好きのみなさんは最近プラモデルを作りましたか? ボク自身、最近はまったくですね。恥ずかしながら。小中学生の頃は作りまくっていたのですが、いつからかほかのことに費やす時間が多くなり、最近はめっきり。

こんなときだからこそ、家に篭もってプラモデル作りなんてどうですか?

でも、だからこそ、こんなときは家でゆっくりとプラモデルを作ろうじゃないですか。あの頃みたいに。ガンプラもいいけど、クルマ好きならやっぱりクルマのプラモデルでしょ。

プラモデルはいいですよね。憧れのクルマを選んで、好みの色を塗って、ていねいに仕上げる。

最近のクルマもありだし、昔好きだったクルマを選ぶのもあり。ボクなら70型スープラとか、R32型スカイラインGT-Rですね。作りながら懐かしさを楽しんじゃったりしてね。レース仕様車とかラリー車もいいかも。大きなデカールを貼る時は、破れないように注意ですよ!

レーシングカーといえばF1。中嶋悟選手とアイルトン・セナが乗った「ロータスホンダ99T」とか16戦中15勝ととんでもない記録を作った「マクラーレンMP4/4」なんて懐かしい。

ぜひ作りたい……とおもったら、いまは入手できないみたい。でも、田宮模型の1/20シリーズとしてのラインナップに伝説の6輪車「タイレル P34 1977 モナコ GP」とか第1期ホンダF1の「ホンダ F1 RA272」があって購入可能。

パーツの紛失や汚れにも注意です

もちろん、人と接触するような外出は避けなければいけないので、店舗へ買いに行くのは控えましょうか。本当はあの頃みたいに模型屋さんに積んである大量の箱から選びたいのですが、その気持ちは今はグッとこらえて……。

じゃあどうするかと言えば、通信販売を利用。定番のアマゾンなら置き配をしてくれるから人との接触なし。ヨドバシドットコムという手もある。もちろん、メーカーのダイレクト通販もいいですね。接着剤や塗料(そして筆や薄め液)の購入もお忘れなく。

さーてボクも買いましょう。どれがいいかな。

ただ、以前に比べるとプラモデルの価格が高くなっていてちょっと驚きますね。ボクの記憶では、800円とか1000円とか1200円だったんですが(昭和で止まってますね)。

(工藤貴宏)

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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