ワーゲン(ビートル)が曲中に登場し、オシャレで多くの人に愛されていた!と実感できる5曲

杉山清貴&オメガトライブの所属レコード会社はVAPですが、同じレコード会社の80年代を代表するアイドル、菊地桃子さんの1984年に発売されたファーストアルバム「OCEAN SIDE」では2曲にワーゲンが登場します。

ザビートル外観06
ザビートルのリアスタイル

まず、1曲目は佐藤純子さんが作詞した「SHADOW SURFER」です。曲の冒頭〜よく見かけるワーゲンには外したのね自慢のボードを〜と登場。気になる男性がサーファーで愛車がワーゲンという湘南の雰囲気満点です。埼玉が実家だったので、湘南の海に憧れたのを思い出します。

ザビートル外観07
ザビートルカブリオレのフロントスタイル

そして、もう一曲は「RIVER’S ISLAND」を作詞した秋元康さんが手がけた「EVENING BREAK」です。こちらも曲の冒頭に〜カブリオのワーゲンが通り過ぎて〜と登場します。ちょうど夜のとばりが落ち始める夕方に街を歩いているとワーゲンのカブリオレが通り過ぎるという何気ない設定ですが、甘い声で歌われるととろけそうになってしまいます。

こうしてみると、作詞家やレコード会社に傾向はありますが、ワーゲン(ビートル)がどれだけ愛されていたのかが改めて実感できますし、久しぶりにこれらの曲を連れてドライブに出掛けたくなりました。

(文:萩原文博、写真:フォルクスワーゲン日本)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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