サポカー補助金10万円に該当するコスパに優れた輸入車コンパクトカー5選【新車】

●3台目:アウディA1スポーツバック

全長4040mm×全幅1740mm×全高1435mmと3ナンバー車ながら、取り回しの良いボディサイズなのが、アウディのエントリーモデルであるA1スポーツバックです。

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アウディA1スポーツバックのフロントスタイル

現行型A1スポーツバックは2019年11月に登場したフレッシュなモデルです。初代アウディクワトロの遺伝子を受け継いだ、スタイリングはワイドなトレッドと短いオーバーハングによりスポーティな印象を強調しています。

運転支援機能は、アウディプレセンスフロントを標準装備。車両前方を監視するレーダーセンサーは、天候に関わらず、前方を走行するクルマや道路を横断する歩行者などを検知します。また、危険性が高まるとドライバーにアラート音及び視覚的な警告を発します。

A1スポーツバックに搭載されているエンジンは現在のところ、1.5L直列4気筒ターボエンジンのみですが、2020年の夏には1L直列3気筒ターボエンジンが追加される予定です。組み合わされるミッションはSトロニックと呼ばれる7速DCTで、駆動方式は2WD(FF)のみとなっています。

現在、アドバンストとSラインの2グレードが販売されていますが、どちらも歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキを装着しているため、6万円の補助金の対象となっています。

●4台目:フォルクスワーゲンT-クロス

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フォルクスワーゲン Tクロスのフロントスタイル

全長約4.1mというコンパクトサイズのSUVが2019年11月に日本に導入されたVW T-クロスです。全幅は1760mmあるため、3ナンバー車となりますが、輸入車の中ではライバルが見つからないほどコンパクトなボディサイズが特徴です。

T-クロスはVWの「MQB」を採用し、2550mmというロングホイールベースを実現。大人5人が乗れる居住空間と385〜455Lという容量のラゲージスペースを確保しており、優れたパッケージングが特徴です。

搭載されているエンジンは、1L直列3気筒ガソリンターボで組み合わされるミッションは7速DSG。駆動方式は2WDのみですが、燃費性能はWLTCモードで、16.9km/Lを実現しています。

T-クロスは、プリクラッシュブレーキシステム“フロントアシスト”や“全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール”など最先端のドライバーアシスタンスシステムを搭載。歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキを装着しているため、6万円の補助金の対象となっています。

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シトロエンC3のフロントスタイル

●5台目:シトロエンC3

最後に紹介するのは、独創的なスタイリングが特徴のシトロエンC3です。全長3995mm×全幅1750mm×全高1495mmという3ナンバーサイズながら、運転しやすいボディサイズとなっています。

搭載するエンジンは最高出力110psを発生する1.2L直列3気筒ガソリンターボで、6速ATが組み合わされています。駆動方式は2WD(FF)のみで、燃費性能はJC08モード燃費で18.7km/Lを実現しています。

シトロエンC3はカメラが前方を監視するアクティブセーフティブレーキが標準装備されており、歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキを装着しているので、6万円の補助金の対象です。

運転支援システムが充実している輸入車ですが、ペダル踏み間違い急発進抑制装置は国産車ほど装着されていないのには驚きでした。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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