■「CROSSTAR(クロスター)」には専用ラジエータグリルを設定
ホンダが2月14日のバレンタインデーに発売した4代目となる新型「FIT(フィット)」。2013年9月発売の先代モデルから約7年ぶりの全面改良となり、同社では数値では表せない「心地よさ」を盛り込んだとしています。
これまでのような装備違いではなく、ユーザーのライフスタイルからモデルを選択できるよう、「BASIC(ベーシック)」「HOME(ホーム)」「NESS(ネス)」「CROSSTAR(クロスター)」「LUXE(リュクス)」の5タイプが用意されています。
その中で目を引くのがクロスオーバータイプの「CROSSTAR」。他の4タイプに対して、クルマの顔とも言える専用のラジエータグリルが設けられており、一段上のクラス感を演出しています。
バンパーやボディサイド下部、ホイールアーチ部に樹脂製の黒色プロテクターを設定。専用デザインの16インチアルミホイールに加え、最低地上高を20mm程度高めた近年人気のクロスオーバースタイルを採用。
インテリアではアウトドアレジャー向きの撥水ファブリックシートを設定しています。
また、進化した安全運転支援システム「ホンダセンシング」や、専用車載通信モジュール「ホンダコネクト」を国内向けのホンダ車で初搭載しており、パワートレインは1.3Lのガソリンモデルと、1.5Lエンジンに2モーターを組み合せた「e:HEV」と称する新開発のHVモデルを設定。それぞれにFFと4WDを用意しています。
CROSSTARは全長4,090mm、全幅1,725mmの3ナンバー仕様で、ホイールベースは2,530mm。
「クルマ離れ」が叫ばれるなか、ホンダでは若者を含めて新型フィットを幅広い世代に訴求する考えで、目標販売台数を1万台/月に設定。既に2万台近い予約受注を得ているそうです。
新型FITの車両価格帯(税込)は155万円台〜253万円台で、その中で「CROSSTAR」はガソリンモデルが193万円台から、e:HEVモデルが228万円台からとなっています。
(Avanti Yasunori・画像・動画:HONDA)
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ホンダ FIT CROSSTAR
https://www.honda.co.jp/Fit/special/crosstar/