「アジアクロスカントリーラリー2019」でクラス優勝を果たしたJAOSハイラックス【東京オートサロン2020】

■過酷なラリーを勝ち抜いたオーストラリア仕様のガソリンエンジン搭載モデル

JAOS(ジャオス)の「TEAM JAOS ハイラックス AXCR2019」は、「アジアクロスカントリーラリー2019」で、T1Gクラス優勝、総合7位(日本人最高位)に輝いたモデル。ベース車両は、新たに輸入された「Wキャブ」の1GR型ガソリンエンジンモデル。日本仕様とは細部が異なるものの、「TEAM JAOS」をクラス優勝へと導いたマシンを間近でチェックできます。

ジャオス ハイラックス 東京オートサロン2020
JAOSハイラックス AXCR 2019が登場

外観は、JAOSフェンダーガーニッシュtype-X、アンダーガード(※)、タンクガード(※)、JAOSマッドガードⅢ(※)、IPF LED灯火類を装備(※はワンオフアイテムです)。サスペンションは、市販化も念頭においたというKYB製ダンパーを中心にチューニングが施されています。なお、ショックアブソーバーには「BATTLEZ」ダンパーVF-R SPECIAL、BATTLEZコイルTi-W SPECIAL、BATTLEZリーフスプリングSPECIALが装着されています。

ジャオス ハイラックス 東京オートサロン2020
ホイールは、「JAOS TRIBE CLAW RALLY EDI」、タイヤはBFGoodrichのM/T T/A KM3を装着

ホイールは「JAOS TRIBE CLAW RALLY EDI(17×7.5J+25 )」、タイヤはBFGoodrichのM/T T/A KM3(245/75R17)、ブレーキはプロジェクトμ強化ブレーキキットで足元をグレードアップ。

ジャオス 東京オートサロン2020
豪州仕様シュノーケリングを装備

エンジン系のチューニングパーツとして、豪州仕様シュノーケル、BATTLEZエアクリーナー、BATTLEZエキゾーストマニホールド、MOTY’Sオイルが採用されています。マフラーは、BATTLEZ ZS-Sを装着。

ジャオス ハイラックス 東京オートサロン2020
「JAOS ハイラックス AXCR2019」のリヤビュー

ほかにも、インテリアには非売品のトヨタ紡織フルバケットシート(MSH-001/非売品)、NARDI SPORTS TYPEラリー、オクヤマFIA規格ロールゲージなどが装着されています。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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