51年の歴史に幕! ハイソカーの代名詞マークII、マークXが生産終了。次に生産終了する車種は?

■代表的なマークⅡとマークXの展示

会場には、展示車として初代、3代目、5代目、6代目マークⅡと現行(2代目)のマークX,マークX GRMNの6台が披露されました。

●初代トヨペット コロナ・マークⅡ(1968年〜1972年)

初代マークⅡ
1968年の初代コロナ・マークⅡ

コロナの最上級車種としてフルモデルチェンジの代わりに登場。デザインはコロナを継承しながら、一回り大きくして居住空間に余裕を持たせて高級車に仕上げました。

●3代目トヨペット コロナ・マークⅡ(1976年〜1980年)

3代目マークⅡ
1976年の3代目コロナ・マークⅡ

丸型ヘッドランプとスクエアライト、独立したフロントグリルというヨーロピアン調の優雅な雰囲気へと変貌し、コロナのイメージから完全に脱皮したモデルと言えます。

●5代目トヨタ マークⅡ(1984年〜1988年)

5代目マークⅡ
1984年の5代目マークⅡ

ヒットの中の大ヒットが、5代目です。
「ハイソカー(ハイソサエティカー)」という和製英語が生まれ、若者から中年層までその高級感かつ高性能に魅了されました。さらにチェイサーとクレスタを加えた「マークⅡ3兄弟車」は、空前の大ヒットになりました。

●6代目トヨタ マークⅡ(1988年〜1992年)

6代目マークⅡ
1988年の6代目マークⅡ

時代をリードするハイソカーの中心的存在として定着したマークⅡ。
バブル期と重なり、装備の高級感に加えてスーパーチャージャーやツインターボ、スポーツツインカムを設定し、すべてDOHC24バルブに切り替わりました。

●最後のモデル2代目マークX(2009年〜20019年)

2代目マークX
最後のモデルとなった2代目マークX

マークXは、セダン復活を目指して従来の豪華なセダンからスポーツセダンに方向転換しました。。2代目は、先代よりさらにスポーティ感を強めました。サイドエアバックやカーテンエアバックを標準装備とし、車両価格は先代よりも10万円安価で既存のユーザーが購入しやすい設定になりました。

●マークX GRMN

モータースポーツ活動を統括する「TOYOTA GAZOO Racing」が開発したスポーツカーGRシリーズの頂点に立つ限定販売のモデルです。

この記事の著者

Mr. ソラン 近影

Mr. ソラン

某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。
EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きな車で、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。
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