ロシア発の電動バイクは、軍用・白バイとしても使われてるアドベンチャーモデルにして、AK-47の子孫!?

●ロシアの銃器メーカー・カラシニコフは電動バイクも作ってる!

カラシニコフと言えばAK-47という自動小銃が有名なロシアの銃器メーカー。しかし、最近では銃器だけでなく電動バイクも作ってるんです!

既に実用化されているモデルもあり、今後目が離せない注目の電動バイクです!

こちらがカラシニコフが作る電動バイク「IZH」。電動バイクて色々な形がありますが、こういうアドベンチャータイプって結構珍しいと思います。

満タン充電で150km走行可能。他の電動バイクと比べてみたら決して長くはありませんが、長距離走るというより軍などで使われるのでIZHを使った作戦・戦法とかがありそう。

ロシア人が跨ってこのサイズなので、かなりの大きさでしょう。日本でも走っているアドベンチャータイプのバイクと大差無さそうです。

銃器メーカーとだけあっていい意味でバイクらしくない、ミリタリー感があるデザイン

もちろんオフロード走行も可能で動画では荒野をガンガン走ってます。この色合いだと草と馴染みすぎて遠くからじゃ認識できなそう。

おまけに音もほとんどしないので潜入にはピッタリ…!

乗って楽しむバイク、というよりは軍での実用性メインで作られた感じがしますが、そこが男心くすぐりますよね。電動バイクは既にこういう面でも活躍しているようです。

このIZHですがロシアのモスクワ市警では白バイとして採用し始めているんです!

さっきのミリタリーな感じとは一変、真っ白に塗られてサイレンが付いてどこからどう見ても完璧に白バイ。これが音もなく気づかぬうちに後ろに居たと思うと恐怖を感じます。

これは誰かを捕まえる、というよりはパレードの警備や警官の移動などでも使われるそう(良かった…)。

日本ではまだそこまで馴染みのない電動バイクですが、近いうち電動の波が来そうです!

そしてついに昨年、一般市場で買えるカラシニコフの電動バイク「UM-1」が発表されました。IZHとスペックは同じそうですが、操作が簡単で音がほぼ出ず、エンジンと違ってメンテナンスフリーという点から一般市場でも 人気になりそうな予感。

ガソリンエンジンに比べて平均12倍相当の燃費とのことなので、車体価格次第ですが結構コスパ良いかも?!

UM-1の白バイ仕様も登場。全くバイクのイメージがなかったカラシニコフですが、電動バイクも作ってれば電動の車も作ってたりします。

今後の電動バイク時代はエンジンが必要ないので、バイクメーカー以外からも様々な電動バイクが発表されるかもしれません!

UM-1の詳しい情報はこちら!(英語)

(ライター:佐藤 快/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン

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