■盛り上がりを見せるカスタマイズ系ショーにTOYO TIRESがブース出展!
2019年の東京モーターショーは新たな試みで成功裏に終わったと言われるものの、世界的にはモーターショーは下火の傾向と言えます。しかし、カスタマイズ&アフターマーケット型の東京オートサロンを始め、アメリカのSEMAショー、そしてドイツのエッセンモーターショーは、ますます盛り上がりを見せているようです。TOYO TIREの欧州地区販売統括会社Toyo Tire Europe GmbH(TTE)は、2019年11月29日(金)〜12月8日(日)、ドイツ・エッセン市で開催される「Essen Motor Show(エッセンモーターショー)」にTOYO TIRESブースを出展しています。
「Essen Motor Show」は500社を超える自動車関連企業が出展し、約36万人の来場者へ個性豊かなカスタムカーや最新のアフターパーツを展示訴求する欧州最大のカスタムカーショー。日本における東京オートサロンのようなものでしょうか。期間はエッセンモーターショーの方が1週間くらい長いですが、来場者数は同程度ですね。
今回のTOYO TIRESブースでは、東京オートサロン2019でも登場した「OPEN COUNTRY M/T」装着のオリジナルデモカー「TOYOTA Hilux」や、世界的ラリードライバー「Ken Block(ケン・ブロック)」選手が動画「CLIMBKHANA(クライムカーナ)」で使用した、「PROXES R888R」装着のカスタムカー「HOONICORN V2」を車両展示し、TOYO TIRESブランドの世界観を演出。今年発売の欧州市場向けウィンタータイヤ新商品「OBSERVE S944」などの製品、車両装着タイヤと合わせて10種類のタイヤを展示し、市場における幅広い商品ラインアップを紹介しています。
開催期間中の12月7日と8日には、Ken Block選手本人がドイツに駆け付け、トークショーやサイン会などイベントの予定。そしてそのケン・ブロックと同時に登壇したのが、TOYO TIREグループの本体であるTOYO TIRE株式会社 代表取締役社長の清水隆史氏です。本社社長が登壇するということから、このマーケットへの期待の大きさが窺い知れます。
TOYO TIREは2019年秋、自動車の最先端情報が集まる欧州において、技術開発拠点の「欧州R&Dセンター」をドイツに開設。2022年1月には、IoTを駆使した最新鋭のスマート工場となるタイヤ新工場をセルビアで稼働開始する予定だそうです。
アジアや北米では各種モータースポーツでの頂点を目指し、その高性能さをアピールしていますが、高性能・高付加価値製品が欧州域内で開発、製造することで、欧州市場におけるTOYO TIRESブランドのプレゼンスを高めていく、としています。
TOYO TIREは四十数年前という比較的古くから欧州へ進出しているのだそうです。とても地道な活動が、その地域におけるマーケットに食い込み、認知され、広がっていくと言いますから、清水社長自らがショー会場を訪れ、登壇するというのは新たなその決意への覚悟のように見えました。それぞれの地域にあった小さな活動から数十年続け、ブランドを育てていくのは実は大変ですが、重要なことであり、必要なことなわけです。
■エッセンモーターショー開催・出展概要
会 期:2019年11月29日(金)~12月8日(日)(11月29日(金):Preview day)
場 所:ドイツ・エッセン市 Messe Essen
TOYO TIRESブース:ホール3 ブース「3A29」
(クリッカー編集長 小林和久)
Sponsored by TOYO TIRES