いよいよスタート「SCORE BAJA(バハ)1000」。注目の日本ブランド「TOYO TIRES」選手たち

■2019年 SCORE BAJAのシリーズ決戦となるBAJA 1000がスタート!

世界一有名で過酷なオフロードイベントの一つである「SCORE BAJA 1000」。大荒れの天候のため、いよいよスタートとなったSCORE BAJA 1000ですが、トップカテゴリーであるトロフィー・トラック・クラスのスタート順は、前回のBAJA 400のリザルト順で以下のようになっています。

BJ Baldwin(ビージェイ・バルドウィン)選手の97号車
BJ Baldwin(ビージェイ・バルドウィン)選手の97号車

SCORE TROPHY TRUCK (29)
32 Ryan Arciero
31 Andy McMillin
21 Gustavo ‘Tavo’ Vildosola Jr
41 Justin Lofton
10 Alan Ampudia
16 Cameron Steele
97 Robert ‘BJ’ Baldwin
40 Chris Miller
14 Bobby Pecoy
83 Luke McMillin
89 Mike Walser
77 Robby Gordon
26 Dave Taylor
54 Troy Herbst
50 Zak Langley
11 Rob MacCachren
27 Jonathan Brenthel
70 Kevin Thompson
85 Mike Lawrence
99 Dale Dondel
9 Carlos ‘Apdaly’ Lopez
30 Robbie Pierce
76 Jesse Jones
45 Gary Magness
15 Billy Wilson
90 Raul Gomez
38 Eric Hustead
44 Jayson Strachan
42 Casey Mears
(太字はTOYO TIRES使用選手)

なんと言っても注目は、2番手スタートの#31 Andy McMillin(アンディ・マクミラン)選手でしょう。2019年のここまで、第1戦「SCORE San Felipe 250」と第2戦「SCORE BAJA 500」で連勝し、第3戦の「SCORE BAJA 400」では惜しくも2位でしたが、年間総合で現在トップの330ポイントと独走中です。Andy McMillin選手は、Bryce Menzies(ブライス・メンジス)選手とドライバー2名体制での参戦です。

Andy McMillin(アンディ・マクミラン)選手とBryce Menzies(ブライス・メンジス)選手の31号車
Andy McMillin(アンディ・マクミラン)選手とBryce Menzies(ブライス・メンジス)選手の31号車

今回のスタートドライバーであるブライス・メンジス選手に出走直前のコメントをいただきました。

31号車ファーストドライバーのBryce Menzies(ブライス・メンジス)選手とコドライバーののB Menzies(左)
31号車ファーストドライバーのBryce Menzies(ブライス・メンジス)選手とコドライバーののB Menzies(左)

ブライス:レース前に大雨が降っていつもとは路面が大きく違うが TOYO TIRESはマッドにも強いし、ブレーキングもいいからアドバンテージがあるよ。雨に洗われて岩肌が 剥き出ているので注意しないとね。800マイルの長丁場のレース、マ シンも最高のコンデイションに仕上がっているから、ミスをすることなく順位を保 ってアンディに交代して BAJA1000 の初優勝を狙うよ。

また、3番手スタートの#21 Gustavo ‘Tavo’ Vildosola Jr選手も、現在159ポイントで23位です。

Tavo Vildosola(タボ・ヴィルドソラ)選手の21号車

そして、#10 Alan Ampudia選手に注目しましょう。ピンク色のボディはTOYOカラーとはイメージが違いますが、上位を狙います。

Alan Ampudia(アラン・アンプディア)選手の10号車
Alan Ampudia(アラン・アンプディア)選手の10号車

日本にも来日経験があり、あのPVをYoutube等で見たことある方も多いのではないでしょうか? BJもスタートしています。

BJ Baldwin(ビージェイ・バルドウィン)選手の97号車
BJ Baldwin(ビージェイ・バルドウィン)選手の97号車

地元でも大人気のRobby Gordon(ロビー・ゴードン)選手の77号車。

Robby Gordon(ロビー・ゴードン)選手の77号車
Robby Gordon(ロビー・ゴードン)選手の77号車

また、トロフィー・トラックのセカンドクラスとも言えるトロフィー・トラック・スペックでの出走は以下。

TROPHY TRUCK SPEC (24)
298 Jorge Sampietro
204 Sara Price
299 Charles Dorrance
279 Austin ‘A.J.’ Jones
274 Elias Hanna
211 Pat Sims
202 Chad Broughton
220 Craig Christy
294 Vincent Munoz
218 Chad Dohrman
250 John Langley
205 Joe Delucie
208 Andrew Entwistle
260 Luis Javier Pelayo
269 Guillermo Zamacona-RS
240 Bobby Patton
293 Ryan Peacock
237 Robert Malone
261 Jeff Bader
232 Chelsea Magness
203 Jenson Button
210 Ted Moncure
276 Gerardo Iribe
230 Chad Hall
(太字はTOYO TIRES使用選手)

ここでは、Luis Javier Pelayo(ルイス・ハビエル・ペラーヨ)選手、Santiago Creel(サンティエゴ・クレール)選手(両名ドライバーで1チーム)に着目しましょう。

また、元F1ドライバーのジェンソン・バトン選手もこのトロフィー・トラック・スペッククラスに参戦しています。

さあ、泣いても笑っても2019SCORE JABAの最終戦BAJA 1000が始まりました.

800マイル走り抜いて最初に戻ってくるのはどの車両か? 注目しましょう!

(写真:Kenny 中嶋・高橋 学/文:クリッカー編集長小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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