ジェンソン・バトン、BAJA(バハ)1000会場に降臨!

■F1ワールドチャンピオン、SUPER GTシリーズチャンピオンのジェンソン・バトンが現れた。

あの、ジェンソン・バトン選手が、ここメキシコ・エンセダナのバハ1000スタート会場付近で、私の目の前に現れました! ちょっとビックリしました。

ジェンソン・バトン選手
ジェンソン・バトン選手

ジェンソン・バトン選手といえば、2009年にはF1ワールドチャンピオンに輝き、2018年スーパーGT GT500クラスでRAYBRIG NSX-GTを山本尚貴選手とともにシリーズチャンピオンへと導いたあのジェンソン・バトン選手です。日本でも、その甘いマスクとともに、一二を争うイケメンドライバーなんじゃないでしょうか?

そのジェンソン・バトン選手が、伝統のオフロードレースイベント『バハ1000』への参戦を表明していました。というのも、バトン選手はF1引退後、GT500参戦、WEC世界耐久選手権のLMP1クラスにチャレンジ、北米でGRXグローバル・ラリークロス向けのワークス車両「シビック・クーペ・タイプR RXスーパーカー」のテストドライブなど、もうF1が終わったのをいいことに、それまで乗ってみたかったクルマにじゃんじゃん乗ってるんじゃない?な状態です。

バトン選手、バハ1000には、亡き父ジョンが創設し、幼少期から慣れ親しんだレーシングカート・チーム名に由来する新チーム「ロケット・モータースポーツ」のエントリー名で挑戦しますが、今回、私の前に現れたのはちょうど駐車場で車両から降りて来たところで、そのチームメイトらと一緒だった模様。

ジェンソン・バトン選手のバハ参戦車両
ジェンソン・バトン選手のバハ参戦車両

日本からきたメディアだと伝えると「えー、わざわざ日本から。こんな遠くまで!(ご苦労様です)」と言って(カッコ内は私が感じたバトン選手の優しい心)快く写真撮影に応じてくれました。その際、これまたトレーラーから降ろされたばかりの参戦車両の横に立ってもらいましたが、車両サイドの白い部分を指差し、「明日になるとステッカーを貼るんだけど…」とちゃんとスポンサーへも気遣い。さすが一流選手ですね。

そんなこんなで30秒ほどのコミニュケーションでしたが、非常にフレンドリーで礼儀正しいことはハッキリと伝わりました。39歳らしいですが、シッカリしてて、とてもいい人です、きっと。

ジェンソン・バトン選手
ジェンソン・バトン選手

バハ1000は、2019年11月19~24日の間、およそ800kmものオフロードを走り続ける競技が開催されます。ぜひ、バトンファンもそうでなくても、ご注目ください。

ジェンソン・バトン選手
ジェンソン・バトン選手

(文・写真:クリッカー編集長 小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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