キッザニアがモーターショーと世界初コラボ!「アウトオブキッザニア」でクルマ関連の仕事を体験【東京モーターショー2019】

■キッザニアのゲートは、子どもたちの夢と未来の入口

アウトオブキッザニア
ゲート正面の壁には楽しい乗り物がいっぱい。

「キッザニア」は「子どもたちの楽しい国」という意味でつけられた名前。子どもたちが楽しみながら働く体験を通して、社会のしくみや仕事の意味を学べる人気の施設です。日本国内では豊洲(東京都)と甲子園(兵庫県)にあるキッザニアですが、東京モーターショー2019では、青海展示棟にその姿を現しました!

アウトオブキッザニア
アウトオブキッザニア in TMS2019の入場ゲート。
アウトオブキッザニア
モーターショーとキッザニアのコラボは世界初の試みです。

「アウトオブキッザニア in TMS2019」では、日本と世界の自動車産業を支える10の企業がクルマに関わる11の仕事場を作って子どもたちを待っています。ふだん大人でもなかなか目にすることのできない職種が多く、実際に仕事を体験する子どもたちはもちろん、クルマ好きのパパやママもきっとワクワクすることでしょうね。

■豊かなモーターカルチャーの未来を子どもたちの手に

アウトオブキッザニア
日本自動車工業会 モーターショー特別委員会委員長、長田 准氏。

オープニングセレモニーの冒頭、主催者の日本自動車工業会 モーターショー特別委員会委員長の長田 准(ながた・じゅん)氏は、「東京モーターショー2019の主役は子どもたちとファミリー。キッザニアで働く子どもたちには、多くの発見に出会い、好奇心や探求心をふくらませてほしい」と挨拶しました。

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KCJ GROUP株式会社 代表取締役副社長、圓谷道成氏。

続いて壇上に立ったKCJ GROUP株式会社 代表取締役副社長、圓谷道成(つむらや・みちなり)氏は、「子どもたちが楽しみながら学ぶ”エデュテーメント”をコンセプトとするキッザニアが、世界初のモーターショーとのコラボレーションとなるアウトオブキッザニア in TMS2019を実現できたことを誇りに思う」と熱く語りました。

アウトオブキッザニア
かっこいいクルマの仕事の服を着た子どもたちの笑顔があふれます。

若者のクルマ離れがささやかれるこの頃ですが、アウトオブキッザニア in TMS2019は、きっと真っ白な子どもたちの心に新しいモータリゼーションの種をまいてくれることでしょう。やがてそれが芽をふき、次世代に大きく花開いてくれればと、期待に胸があつくなりました。

【開催概要】
期間:2019年10月24日(木)~11月4日(月・祝)
場所:「第46回 東京モーターショー2019」青海展示場
対象:小学1年生~6年生(要予約)
※ご予約・詳細は下記「東京モーターショー2019」の専用ページよりご確認ください。
https://www.tokyo-motorshow.com/event1/out_of_kidzania/

(写真:高橋克也 文:村上菜つみ)

この記事の著者

村上菜つみ 近影

村上菜つみ

福岡出身・東京在住のモデル&モータージャーナリスト。ツーリング雑誌での編集経験を経て独立し、二輪・四輪問わず幅広い分野で執筆中。「月刊モトチャンプ」連載中の「ぶらり二輪散歩」で使用したバイクのインプレッションを毎月6日(モトチャンプ発売日)に公開する他、乗り物関連の展示を紹介する「村上菜つみのミュージアム探訪」をシリーズ連載しています。
愛車はホンダ・モビリオスパイク&ホンダ・VTRです。
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