インパネもクルリンパ! スイッチひとつでクーペ&ワゴンに変身するスズキ「WAKU SPO(ワクスポ)」【東京モーターショー2019】

■市販時には新しい軽自動車として提案されるかも?

クーペ、ワゴン共に市場がシュリンクしている今、スズキは「WAKU WAKU SWITCH for EVERYONE つくろう、あなたのワクワクで、みんなのワクワクを。」をテーマにした今回の東京モーターショーで、クルマ好きならずとも惹きつけられる仕掛けとともに「WAKU SPO(ワクスポ)」を登場させました。これは、ぜひ近くでチェックしたいモデルです。

ワクスポ
スイッチひとつでクーペからワゴンに変身するスズキ「WAKU SPO(ワクスポ)」。

全長3700×全幅1650×全高1430mmというボディサイズが与えられたコンセプトカーの「WAKU SPO(ワクスポ)」は、デザインスタディということもあり、軽自動車枠を超えていますが、同コンセプトカーをベースにした市販モデルが登場するならば、その際は軽自動車ということも十分に考えられるでしょう。

見どころは、クーペとワゴンがスイッチ操作で変身するコンセプトカーらしい仕掛けです。若い層や熟年層には主にクーペを、ファミリー層やアウトドアを楽しむ人にはワゴンを、1台で提案したとも受け取れます。

クーペモード
スイッチを押すとクーペの状態から変身
変身途中
屋根が迫り上がってきて…
ワゴンモード
ワゴンモードへ
クーペ状態
スタイリッシュなクーペスタイル
ワゴンスタイル
使い勝手の良いワゴンスタイル

ライバルのダイハツには外装が着せ替え可能なコペンというオープンスポーツカーがありますが、スズキには残念ながらありません。スポーツカーファンは次期カプチーノの登場を期待してしまいがちですが、かつて鈴木 修会長が「軽自動車にスポーツカーは要らない」という発言をされたことを覚えている方もいるでしょう。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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