インパネもクルリンパ! スイッチひとつでクーペ&ワゴンに変身するスズキ「WAKU SPO(ワクスポ)」【東京モーターショー2019】

ワクスポのクーペモード
スズキ「WAKU SPO(ワクスポ)」のクーペモード
スズキ 東京モーターショー2019
スズキ「WAKU SPO(ワクスポ)」のワゴンモード

切り替わるのが外観だけでなく、インパネもクーペ時とワゴン時でクルリと回転して切り替わります。ワゴン時は木目調のシンプルなデザイン、一方のクーペ時はインパネ全体がディスプレイになり多くの車両情報が表示されます。

スズキ 東京モーターショー2019
助手席側が回転して切り替わるインパネ
木目モード
ワゴンスタイルのときは助手席前のパネルが木目調
液晶ディスプレイ
クーペスタイル時はワイドな液晶ディスプレイ

リヤにはスライドドアを採用し、スムーズな乗降が可能です。クーペモードでも楽に乗り降りができ、ワゴンモード時の変形時には、後席がスライドしながら自動でリクライニングすることで、広いキャビンに変身します。

スズキ 東京モーターショー2019
リヤは乗降性を考慮したスライドドアを採用

かつての2代目日産エクサ(EXA)は、クーペとワゴン(シューティングブレーク)風のキャノピーがあり、輸出仕様は好みによってキャノピーを交換することができました。「WAKU SPO(ワクスポ)」をコンセプトどおりに市販化しようとしても型式認定の問題が出てきそうですが、最初からクーペとワゴンをそれぞれ設定するという手はありそうです。

(文/塚田勝弘 写真/長野達郎)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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