やっぱりオープンは気品が違う。レクサスがLCコンバーチブル・コンセプトを日本初公開!【東京モーターショー2019】

■クーペとは異なるすっきりしたリアセクション

つい昨日、ブランド初のEVコンセプト「LF-30 Electrified」を公開したばかりのレクサス。翌24日のブースには、気品を感じさせる純白のオープン「LCコンバーチブル・コンセプト」が展示されていました。

レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト

このコンセプトモデル、7月にイギリスのグッドウッドで初めてヴェールを脱いだのですが、日本での公開は今回が初。久しくオープンモデルが絶えていたレクサスには待望の1台です。やはりラグジュアリーブランドにはコンバーチブルが似合いますね。

レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト

詳細なスペックは公開されていませんが、全長は4760mm(クーペ比-10mm)、全幅が1920mm(±0mm)、全高が1350mm(+5mm)、ホイールベースが2870mm(±0mm)。クーペではあえてCピラーに不連続面を作り、宙に浮いたようなルーフが特長でしたが、オープン状態のコンバーチブルのリアセクションはきわめてすっきりした印象。クローズド状態は見せてもらえませんでしたが、ルーフは電動のソフトトップだそうです。

レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLC500のリアフェンダー周り
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLCコンバーチブル・コンセプトのリアフェンダー周り
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト

ルーフ以外はクーペと同じかなと思ったのですが、フロントマスクは微妙な相違点が。ヘッドランプの下にあるエアインテークのフィンが取り払われ、フロントフェンダーのタイヤハウス前に反射板が追加されていました。

レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
レクサスLCコンバーチブル・コンセプトのフロントセクション
レクサスLC500のフロントセクション
レクサスLC500のフロントセクション
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト
フロントフェンダーには反射板が

今回はコンセプトモデルという位置づけですが、このまま市販されそうな雰囲気をびんびん感じます。端正なオープンモデルをお探しの方はもう少しの辛抱かもしれません。

(文と写真:角田伸幸)

この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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