■クーペとは異なるすっきりしたリアセクション
つい昨日、ブランド初のEVコンセプト「LF-30 Electrified」を公開したばかりのレクサス。翌24日のブースには、気品を感じさせる純白のオープン「LCコンバーチブル・コンセプト」が展示されていました。
このコンセプトモデル、7月にイギリスのグッドウッドで初めてヴェールを脱いだのですが、日本での公開は今回が初。久しくオープンモデルが絶えていたレクサスには待望の1台です。やはりラグジュアリーブランドにはコンバーチブルが似合いますね。
詳細なスペックは公開されていませんが、全長は4760mm(クーペ比-10mm)、全幅が1920mm(±0mm)、全高が1350mm(+5mm)、ホイールベースが2870mm(±0mm)。クーペではあえてCピラーに不連続面を作り、宙に浮いたようなルーフが特長でしたが、オープン状態のコンバーチブルのリアセクションはきわめてすっきりした印象。クローズド状態は見せてもらえませんでしたが、ルーフは電動のソフトトップだそうです。
ルーフ以外はクーペと同じかなと思ったのですが、フロントマスクは微妙な相違点が。ヘッドランプの下にあるエアインテークのフィンが取り払われ、フロントフェンダーのタイヤハウス前に反射板が追加されていました。
今回はコンセプトモデルという位置づけですが、このまま市販されそうな雰囲気をびんびん感じます。端正なオープンモデルをお探しの方はもう少しの辛抱かもしれません。
(文と写真:角田伸幸)