ニコ・ヒュルケンベルグがルノー・メガーヌRSトロフィー発表会に登場!「エンジニアは素晴らしい仕事をした」

ヒュルケンベルグとトロフィー

■ルノー・スポールのアンバサダーで開発にも携わるヒュルケンベルグ

●「ハンドリングとパッケージング、そしてスタイルが際立っている」と絶賛

10月9日に都内で行われたルノー・メガーヌ ルノー・スポール(以下RS)トロフィーの発表会に、F1ドライバーのニコ・ヒュルケンベルグが来場しました。

ヒュルケンベルグとトロフィー
ルノーF1チームのニコ・ヒュルケンベルグ。

ヒュルケンベルグはルノーF1チームの一員ですが、ルノー・スポールのアンバサダーを務めており、市販車の開発にも携わっているそうです。

ニコ・ヒュルケンベルグ
ヒュルケンベルグは2010年にウイリアムズからF1デビュー。その後、フォース・インディアやザウバーを経て2017年からルノーF1チームに在籍。今年限りでルノーを離れることが決定しており、まだ来年のシートが確定していないことが気がかり…。表彰台経験のないドライバーとしては最多出走記録を持っていますが、一発の速さや開発能力の高さはF1関係者の間から高く評価されています。

今週末(10月11〜13日)にF1日本グランプリを控えて多忙なはずのヒュルケンベルグでしたが、発表会場では終始リラックスした雰囲気。メガーヌRSの印象からF1日本グランプリにかける意気込みまで語ってくれました。

ヒュルケンベルグとブレン氏
インタビューの聞き手は、ルノー・チーフプロダクトマネージャーのフレデリック・ブレンさん(左)。

ーメガーヌRSの良さはどういうところですか?
「まずは、見た目が美しいですね。これはスポーツカーならではの特徴です。またスポーティなだけでなく、日常使いができる実用性も備えている、非常にハイクオリティなクルマだと思います。開発の際には、F1からのアイデアやテクノロジーを取り入れられるように注力しました」

ー他のクルマと比べるとどうですか?
「乗っていて楽しいですし、ハンドリングが素晴らしいですね。トロフィーはサスペンションが硬くなっていて、コーナリングスピードが本当に速いです」

ートロフィーではマニュアルトランスミッションが選べます。F1はオートマチックですが、普通のクルマはマニュアルの方がお好きですか?
「日によりますね。スポーティなドライビングを楽しみたい時、すごくいい道を走る時はマニュアルの方がいい。一方で、渋滞などがあったり毎日走ったり渋滞がある場合は、オートマチック。ただ、昔ながら(オールドスクール)の走行を楽しみたい場合は、やはりマニュアルでしょうか」

ーブレーキはバイマテリアル構造ですが、フィーリングはどうでしたか?
「本当に精度が高くて、素晴らしいパフォーマンスでした。とくにサーキット走行ではコーナリングでもブレーキを多用するのですが、そういう時にはパフォーマンスがすごいと思いました」

ーメガーヌRSには4コントロールと呼ぶ4輪操舵システムが備わっていますが、どんな印象でしたか?
「エンジニアの皆さんが素晴らしい仕事をしたと思います。コーナーのアングルがタイトな時も旋回が素早くできますし、速いスピードの時にも安定しています。他のクルマでは感じたことがないフィーリングです」

ーモナコに住んでいるんですよね。山が多いところですが、ドライブを楽しんでいますか?
「そうですね、あそこはワインディングロードが多いですし、上の方に登っていく際には、素晴らしいコントロール性能が役に立っています。レースで育ってきた人間にとって、楽しい場所ですね」

ーF1とスポーツカーは、何かリンクが感じられますか?
「F1は究極を求めたカスタムメイド。設計においてはすべてが最大限のパフォーマンスを出すために開発されています。スポーツカーは通常の走行だけでなく、走る楽しさを感じられるように作られている点が似ているかと思います」

ー初めてF1に乗られたとき、一番驚いたことは?
「2007年のことでしたが、度肝を抜かれました。すべてが究極を極めていたんです。パワーもコーナリングも素晴らしい。ブレーキングもそうでした。20〜30周しただけで、本当に首が痛くなりました」

ー週末F1に乗って、その後普通のクルマに乗り換える時は、どうやってモードを切り替えるのですか?
「レーストラックと一般道は違いますから。普通のドライバーの方よりもちょっと速めに走行したりするかもしれませんが、交通ルールはちゃんと守っていますよ(笑)」

ー日本グランプリ(鈴鹿サーキット)の意気込みはいかがですか?
「できるだけ良い結果を残したいと思っています。クルマのパフォーマンスの良さは証明済ですので、どれくらいポイントを稼げるか、ということにフォーカスしたいと思っています」

サーキットで際立つハンドリングの良さと、日常使いもできるパッケージングが素晴らしい、と語るヒュルケンベルグ。今、プライベートやサーキットからホテルへの行き来などで一番よく乗っているクルマが、メガーヌRSだそうです。

メガーヌRSトロフィーのフロントビュー
メガーヌRSのハイパフォーマンスバージョンが「トロフィー」です。1.8L直4ターボエンジンは279psから300psにパワーアップ。よりハードに仕立てられたシャシー、アルミ製ハブ&鋳鉄ローターを組み合わせたブレーキ、トルセンLSDなどを組み合わせ、スポーティさに磨きをかけています。
メガーヌRSトロフィーのインテリア
トロフィーでは6速マニュアルトランスミッションが選べるようになったのも注目ポイント。6速AT(デュアルクラッチトランスミッション)車ではパーキングプレーキが電子式ですが、6速MT車では手動式となっています。
メガーヌRSトロフィーのシート
RECARO製バケットシートもトロフィー専用アイテム。ホールド製の高さはもちろんですが、アルカンタラの表皮に赤いステッチが施され、見た目もビューティフル。
メガーヌRSトロフィーのリヤビュー
トロフィーの価格は6MT車が489万円、6AT車が499万円。10月31日から発売が開始されます。

●メガーヌRSトロフィーは東京モーターショー2019に出品予定

また、メガーヌRSトロフィーの発表会にはルノー・ジャポンの大極司社長も登場しました。

大極司社長
ルノー・ジャポンの大極司社長。

大極社長は、10月24日から始まる東京モーターショー2019にルノー/アルピーヌが出展することに触れ、「今回の東京モーターショーは、多くのインポーターが出展を見送るということはだいぶ前から把握していました。しかし、ルノーは今後も日本市場にコミットメントしていく、ということをアピールすることもあり、出展を決めました」と語りました。

ちなみに、ルノー・スポールの販売台数において、日本はフランス、ドイツに次ぐ3番目の市場となっています。

ルノー・スポールの販売台数
ルノー・スポールの販売台数は1位がフランス、2位がドイツ、そして3位が日本です。

東京モーターショー2019には、ルノーブランドから今回発表されたメガーヌRSトロフィーのほか新型トゥインゴ、新型ルーテシア(参考出品)の3モデルを出品。また、アルピーヌブランドからは、A110のハイパワーバージョン「A110S」を出品する予定となっています。

メガーヌRSトロフィーが気になる方は、東京モーターショー2019の会場に足を運ばれてはいかがでしょうか。

(長野達郎)

【関連記事】
新型ルノー・メガーヌRSトロフィー登場! ニュルFF最速マシンのDNAを受け継ぐ、RS史上最強エンジンを搭載
https://clicccar.com/2019/10/09/918552/

『ルノー』の最新記事
ルノー カングー エヴァジヨン
100台限定車の「ルノー カングー エヴァジヨン」は、フランスの休日の過ごし方がテーマ【新車】
ルノー カングー
カングー限定イベント「キャンプイベント カングー キャンプ 2019-2020」の1回目は、ふもとっぱらで極寒の冬キャンプ
テンパチ・FF・300ps! メガーヌR.S.トロフィーは曲がり過ぎるほどの最強コーナリングマシン!【井出有治・試乗・動画】
トゥインゴ リヤ7-3スタイリング
パリでの使い勝手を考慮したクルマは東京でも見事に本領を発揮【ルノー・トゥインゴ試乗】
F1ドライバー・ヒュルケンベルグも推す300ps! の1.8L FF車【メガーヌR.S.トロフィー】
ヒュルケンベルグとトロフィー
この記事もよく読まれています

あなたにおすすめの記事