■ホンダ・スーパーカブのユーザー同士が交流を深める絶好の機会
●第2回カフェカブパーティーin北海道
●EVENT DATA
・開催日:2019年7月21日
・場所 :洞爺湖有珠山噴火記念公園(北海道)
・主催 :カフェカブ運営事務局
1997年にホンダの青山本社で初開催されて以来、スーパーカブのミーティングとして長い歴史を歩んできたのが「カフェカブ」です。毎年数百台のカブが集まる盛況ぶりで、青山だけではなく京都、熊本工場のある九州と開催地を増やしてきました。
そして昨年、ついにバイク乗りの聖地であり、人気TV番組『水曜どうでしょう』の発信地だった北海道での開催が実現しました。主催者は北海道での開催にあたって10年近くを準備に費やしたとのこと。まさに悲願の開催だったのです。
そして今年は、「カフェカブパーティーin北海道」の2回目が開催されました。会場は昨年と同じ、洞爺湖の有珠山噴火記念公園です。風光明媚な洞爺湖をバックにする抜群のロケーションで、しかも最高のツーリングシーズンとあって、今回も120台以上のスーパーカブが集まりました。
参加しているのはやはり道内ナンバーのカブが多いのですが、なかには本州から自走でやって来た強者もいました。
カフェカブへの参加は事前申し込みが必要ですが、参加者全員にフリードリンクとランチが振る舞われました。またトークショーの後にはジャンケン大会が行われ、ほとんどの参加者に景品が配られる大サービスぶり。だからこそリピーターになるカブユーザーが多いのでしょう。
今回は、「カフェカブパーティin北海道」の楽しそうなイベントの模様をご紹介しましょう。
カフェカブパーティーin北海道の舞台は洞爺湖畔にある有珠山噴火記念公園です。夏休み最初の日曜日、スーパーカブ乗りたちが集まり親睦を深めます。昨年に続き120台ほどが集まりました。
公園の中央には円形広場があり、石畳の上にマシンを並べることになります。湿気が少ない初夏の日差しを浴びて、どのマシンも輝いて見えます。
カフェカブではお馴染みになった芝生と鉢植えを植えたカブも参加していました。今回はインジェクションモデルが少なく、キャブレターモデルが多かった印象を受けました。
お昼になればランチタイムです。事前登録した参加者だけが対象で、全員に本部テントでランチが配られます。今回はハンバーグのサンドイッチとサラダやピクルスが盛られ、朝早くから並んでお腹ペコペコな参加者たちは大喜びです。
洞爺湖を眺められる絶好のロケーションで自らのカブと一緒に食べるランチは格別です。円形広場の中央には洞爺湖サミット開催記念の塔が立っています。
なんと、スーパーカブC100用の取扱説明書、サービスマニュアル、パーツリストがメモリアルアーカイブスとして復刻されました。限定1,000部で3冊セットが7,480円(税別)。オーナーなら必須です。
主催者でもあるCub工房から、スーパーカブ用のビッグタンクが発売されました。現行モデルの50と110用で、純正より2リッター増量することができます。製品が5万円で増量加工すると4万5000円(いずれも税別)です。
会場に設営されたステージで、午後1時からバイクフォーラムと題したトークショーが開催されました。カブの「あるある」お話で盛り上がります。
バイクフォーラムでは司会者たちだけでなく、参加者にもマイクを向けてスーパーカブの話題について語り合います。参加している全員がカブ乗りだからこそ、分かり合えることもあるのです。
バイクフォーラムの後はコンテストの入賞者が発表されます。その後は参加者全員が参加できるジャンケン大会です。ほぼ全員に行き渡るほどの景品が用意されているので、皆さん笑顔笑顔です。
ジャンケン大会の景品には豪華なものも用意されています。この日は発表されたばかりのC100用メモリアルアーカイブスが目玉。ジャンケンに勝ち残った2名にプレゼントされました。
次回は、参加車の中から注目のカスタムマシンをご紹介します。お楽しみに!
(増田 満)
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