●「MQB」プラットフォームでよりエレガントに
アウディの欧州Cセグメントモデル「A3セダン」の次期型をカメラが捉えました。これまで高性能「S3 セダン」は目撃されていましたが、ベースモデルは初めてです。
A3セダンは、ハッチバック「A3」の派生モデルとして、2014年に誕生。日本初市場へは初のWi-Fi搭載モデルとして導入されています。
VW「ゴルフ8」と共有する最新世代の「MQB」プラットフォームの採用することにより、ホイールベースを延長し軽量化を図りつつ剛性がアップされるほか、リアウィンドウはより滑らかに処理され、流麗なフォルムとなります。
捉えたプロトタイプは、現行モデルと比較するとワイド化されたメッシュグリル、「A4」改良型に似たヘッドライトやテールライトが見てとれます。また、リアディフューザーは装備されていないものの、若干ボディがローダウンされ、スクエア型ツインエキゾーストパイプを装着していることから「Sライン」の可能性が高いと思われます。
A3ファミリーのパワートレインも見えてきました。エントリーモデルには1.0リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンを設定するほか、1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン、最高出力200ps以上を発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンをラインアップします。
高性能モデル「S3」には最高出力320psとも噂される2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン、頂点には最高出力420psを発揮する2.5リットル直列5気筒ガソリンターボエンジンを搭載する「RS3」が君臨します。
A3セダンのワールドプレミアは、A4スポーツバック同様に9月のフランクフルトモーターショーが有力です。
(APOLLO)