「5年間負けなし!」王者から軽660ccまでTOYO TIRES OPEN COUNTORY M/Tはなぜここまで強いのか?(PR)

川畑号の走り2

■気付けばTOYO TIRESだらけ?のサン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2019

⚫︎王者ナタポン、ドリフトチャンピオン川畑真人が選んだTOYO TIRES OPEN COUNTORY M/T

2019年8月10日にタイのビーチリゾート「パタヤ」行われたセレモニアルスタートで開幕した「サン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2019」が、16日に全7日間の日程を終え隣国「ミャンマー」で幕を閉じました。

川畑号の走り
OPEN COUNTRY M/Tで5年連続総合優勝を続けるナタポン選手のいすゞD-MAX

さて、そんな今大会の見どころといえば、19年ぶりにミャンマーがコースに選ばれたこと。そして地元タイが誇るナタポン選手の連勝を誰が止めるのか、という2点。また、D1グランプリで3度のシリーズチャンピオンなどに輝くドリフト界のトップドライバー・川畑真人選手の初挑戦も大きな注目を集めました。

川畑号の走り2
ドリフトチャンピオン川畑真人選手の駆るFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESのランドクルーザープラド

結論から言えば、絶対王者いすゞD-MAXの牙城は崩せずナタポン選手が7年連続総合優勝。川畑選手は初挑戦ながら、ガソリンクラス2位を獲得しました。使用タイヤは国内でもTeam TOYO TIRES DRIFTでD1GPを戦う川畑選手はもとより、実はナタポン選手も5年前からトーヨータイヤで参戦していますので、同社のオフロードタイヤ「OPEN COUNTRY M/T」はこの大会で5年間負けなしという事になります。

表彰式
いすゞD-MAXを駆る絶対王者ナタポン選手が7年連続総合優勝

ちなみに、この大会は以前から日本の自動車メーカー同士の争いの場でもあり、現在でもいすゞVSトヨタのトップ争いは熾烈を極めていますが、今年はそのマシンの足元を支えるタイヤの勢力図にも変化がありました。

オフロードタイヤOPEN COUNTORY M/T
王者ナタポン選手や川畑選手の足元を支えるオフロードタイヤOPEN COUNTRY M/T

その変化とは、王者ナタポン選手が採用するトーヨータイヤ採用車両が一気に増えたことです。

AUTO(4輪)クラス出走34台中、なんと16台(47.1%)が採用したのです。しかも、トーヨータイヤのホームタウンと言える日本や、ナタポン選手の活躍するタイの選手だけではなく、カンボジアから出場する2台のトヨタ・タコマ、さらにベトナムから出場した三菱トライトンもOPEN COUNTRY M/Tを採用していました。

RACING AKAの三菱トライトン
OPEN COUNTRY M/Tで戦うRACING AKA(ベトナム)の三菱トライトン

日本を除くこれらの東南アジア諸国ではラリーコースだけではなく、日常の道でも不整地路面がまだまだ多く、ひとたび雨が降れば生活道路ですら高い次元でのオフロード性能が求められる地域だけにその採用には意味を感じます。

Team KARA Cambodiaのトヨタタコマ
OPEN COUNTRY M/Tで戦うTeam KARA Cambodia(カンボジア)のトヨタタコマ

●最小排気量660ccのジムニーでも軽さによる優位性を発揮

また、今夏ジムニー向けに開発され発売されたオフロードタイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」は、今回出場した4台のスズキジムニー/ジムニーシエラ全てに採用されました。この新型タイヤの評判はすこぶる良く、このラリーにおいても年々増え続ける事が予想されるジムニーの心強いパートナーになることは間違いなさそうです。

中でも唯一、660ccのモデルで参加したドライバーの須藤選手は「非力なマシンにとってタイヤ自体の軽さは、コーナーの立ち上がりや登り区間の加速において非常に重要でした。また引き締まった硬いダートからマッド(泥)まで運転しやすく、特にタイヤの溝に土が残りにくいのもこのラリーを戦う上で大きなポイントです」と語ってくれました。ちなみに須藤/東山組は総合19位でフィニッシュ。3リッター級ディーゼルターボや4リッターガソリンエンジンなど強心臓のマシンが揃う中、最小排気量マシンでこのリザルトは見事です。

須藤/東山組のジムニー
排気量660ccのジムニーで挑む須藤/東山組のジムニーはOPEN COUNTRY M/T-Rで戦った

ジムニーシリーズの最上位(総合15位)は竹野/柳川組のジムニー。こちらは1300ccエンジンを搭載した、日本で言うところのジムニー・シエラです。このコンビはアジアクロスカントリーラリーにおいてジムニーでの参戦のパイオニア的存在で、東南アジアの道とジムニーのマッチングは熟知しています。ドライバーの竹野選手によると「やはりタイヤの軽さはジムニーにとって大きな武器です。全体的にはコントロール性が高く、しかも縦方向のトラクションが強く、とにかくよく止まります」との事。様々な路面と格闘しながら2300kmもの長丁場を速く走るには、止まる力は非常に重要だそうです。また「舗装路面で思いの外静かで快適」とコ・ドライバーの柳川選手。このラリーはSS(スペシャルステージ:競技区間)終了後、次の街へ向かう長いロードセクション(リエゾン)も多いのでこの点も注目ポイントです。

竹野/柳川組のジムニー1300
こちらは竹野/柳川組のジムニー1300(シエラ)

今大会のSSは不思議なぐらい赤土、砂利、泥と路面が混在していてドライバーの負担が大きそうなコースでしたが、大型のピックアップトラックからジムニーまで「OPEN COUNTRY M/T」シリーズ装着車両は、タイヤに起因するトラブルがなかったのも大きな特徴です。今回「OPEN COUNTRY M/T-R」で参戦した浜口選手は、そのコントロール性や制動時の安心感に加えその丈夫さを指摘し「だって、ドロドロのステージでタイヤ交換なんてしたくないですもん」と笑った。

ちなみにこの浜口選手、パタヤ(タイ)からネピドー(ミャンマー)までの競技、そして再び船積みのためパタヤまで自走で戻りましたが、この間一度もタイヤ交換していないとの事です。この区間の道路がどういう状況だったかを考えれば驚きのロングライフぶりです。

浜口/中井組のジムニー1300
浜口/中井組のジムニー1300(シエラ)

北米で独自の地位を築いてきたという「OPEN COUNTRY M/T」は、東南アジアを舞台とするアジアクロスカントリーラリーにおいても王者の足元を支え続け、ナタポン選手に今年も勝利をもたらしました。そのノウハウをもとに、ジムニー用に新たに開発された「OPEN COUNTRY M/T-R」は、実質的なデビュー戦ながら軽量なジムニーの力強いパートナーとして多くの選手に認められたようです。

TOYO TIRES OPEN COUNTORY M/T
TOYO TIRES OPEN COUNTRY M/T

年々熾烈さを極めるいすゞD-MAXとトヨタハイラックス(タイ名:ハイラックスREVO)のトップ争いのように、その足元を支えるタイヤの世界でもメーカー同士の熾烈な争いが見たいファン意識もありますが、今年のアジアクロスカントリーラリーは日本のトーヨータイヤがその強さを見せつけた大会となったようです。

(写真・文:高橋 学)

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