●エクステリアを中心にリフレッシュも実施。スカイラインのスポーティネスを凝縮
2019年7月16日、インフィニティからニッサンにエンブレムを変えたスカイラインがマイナーチェンジを受けました。
注目は自動運転レベルでレベル2でありながらも、高速道路同一車線内、法定速度内で手放し運転が可能な「ハンズオフ」を含めた「プロパイロット2.0」、新型3.0L V6ターボの搭載、さらに同エンジンの出力を高めることでスカイライン初の400ps超となる「400R」の設定、新コネクティッドサースである「NissanConnect」など、いくつも挙げられます。
「NissanConnect」は、NTTドコモの通信機能により、ナビの地図更新が自動で行える「OTA(Over The Air)自動地図更新」や、ナビとスマホの連携によりクルマに乗る前の現在地からクルマを降りてからの最終目的地までのシームレスな道案内を可能にする「ドアtoドアナビ」、車内がWi-Fi環境になる「docomo In Car Connect」など、多彩なサービスを用意。
新型スカイラインのプレス発表会には、星野朝子副社長、中畔邦雄副社長、そして7月12日に日産自動車のアンバサダーに就任したばかりの日本フェンシング協会会長を務める太田雄貴氏が登壇しました。
太田氏は一足早く「プロパイロット2.0」搭載のスカイラインに試乗し、首都高速を走行。ハンズオフを体験すると思わず「すごい」を連発していました。スカイラインはドライバーが運転を楽しめるモデルでありながら、同時に安心感を与え、ドライバーを楽にさせてくれるクルマとその驚きを表現していました。
なお、プロパイロット2.0はハイブリッドのみに用意されていて、ターボ仕様は現時点で未設定です。
マイナーチェンジだけに小幅な変更ではあるものの、エクステリアを中心にリフレッシュされています。フロントマスクの特徴は、日産ブランドを示すお馴染みの「Vモーショングリル」が使われていて、スカイラインのスポーティネスを凝縮した顔つきとしています。
リヤには、同車のアイコンである丸目4灯リヤコンビネーションランプが復活。最新技術の均一に光るLEDランプにより、先進的で後続車にひと目でスカイラインとわかる意匠に変わっています。
内装は、プレミアムスポーツセダンとしての機能性と質感をさらに向上。ハイブリッド車には、日産国内初採用となるヘッドアップディスプレイや、アドバンスドドライブアシストディスプレイなどの「プロパイロット 2.0」専用装備が用意されています。
ボディカラーでは、新色の「カーマインレッド」に注目。光の当たり具合によって鮮やかな発色と深みのある陰影のコントラストが生まれ、スポーティな走りの意志を表現。新型スカイラインの抑揚と張りのあるエクステリアデザインをさらに引き立てるカラーになっています。
ボディカラーは、新色の「カーマインレッド」のほか、「オーロラフレアブルーパール」「ブリリアントホワイトパール」など、全10色展開になっています。
(文/塚田勝弘・写真/塚田勝弘、日産自動車 )
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