●日産と共同開発した「E-Tech」技術を融合したシステムを搭載
ルノーの欧州Cセグメントモデル「メガーヌ」の改良型に、いよいよプラグインハイブリッドモデルが設定されることが確実となり、2つの異なる開発車輌の撮影に成功しました。
前後バンパーが白に塗装されているプロトタイプは、現行モデルからほとんど変化は見られませんが、オールホワイトの開発車両はボンネットフートにセンサーを装備、拡張フェンダーフレアが装着されていることからも、スポーツモデルの可能性があると思われます。
メガーヌは通常右に給油口を備えていますが、どちらも左のリアフェンダー上部に充電口らしきものが見えるため、PHV(プラグインハイブリッド)モデルが濃厚です。
改良新型PHVモデルでは、修正された前後バンパー、グリルが与えられ、ヘッドライトユニットも一新されます。キャビン内では、最新のデジタルインストルメントクラスタとインフォテイメントシステムも期待できるでしょう。
ルノーは現在「キャプチャー」「クリオ」にハイブリッドおよびプラグインパワートレインの準備をしており、ラインアップの電動化が加速しているようです。
パワートレインは日産製1.6リットルがガソリンエンジンとルノーグループが開発した「E-Tech」技術を融合したシステムで、7速DCTと組み合わされます。EVでの航続距離は30マイル(48km)とされています。
改良型PHVのワールドプレミアは、最速で9月のフランクフルトモーターショーが有力です。
(APOLLO)