117クーペからジェミニ、ピアッツァ・ネロまで往年のいすゞ車が勢ぞろい!【東京旧車会レポート・いすゞ編】

●かつて輝きを放っていたいすゞの乗用車たちを見よ!


丸目ライトのいすゞ117クーペといえばハンドメイドモデルのイメージが強いのですが、こちらはバンバー下にウインカーが付く量産タイプの初期モデルです。美しさではハンドメイドも量産も変わりありません。


イエローボディの117クーペは角目の最終モデルです。こちらはイスズスポーツのレンタカーで、旧車を味わってみたい人にぜひ試していただきたい1台です。


最終モデルにもラインナップされたDOHCエンジンを搭載する117クーペXGです。ライト周りとラジエターグリルを同色で塗装しているせいか、イメージが一新されています。


いすゞのスポーツモデルを代表するのがベレット1600GTです。軽量ボディとパワフルなエンジンの組み合わせは、レースでも大活躍。このクルマはライトグリルが付く最終モデルです。


FFになった2代目ジェミニはターボモデルのイルムシャーやハンドリング・バイ・ロータスなどスポーツモデルも人気でした。このクルマはバンパーを変更してリヤスポイラーを装備しています。


いすゞ最後の乗用車となってしまった2代目ピアッツァのヤナセ専売モデルであるネロです。ヘッドライトカバーが昇降する独特のスタイルは、今見るととても新鮮です。


ブルーのボディにブラックのボンネットが特徴的なベレットは、このミーティングを主催する東京GT倶楽部のクルマです。このベレットが東京旧車会の目印にもなってます。

(写真・文/増田 満)

この記事の著者

増田満 近影

増田満

複数の自動車雑誌編集部を転々とした末、ノスタルジックヒーロー編集部で落ち着き旧車の世界にどっぷり浸かる。青春時代を過ごした1980年代への郷愁から80年代車専門誌も立ち上げ、ノスヒロは編集長まで務めたものの会社に馴染めず独立。
国産旧型車や古いバイクなどの情報を、雑誌やインターネットを通じて発信している。仕事だけでなく趣味でも古い車とバイクに触れる毎日で、車庫に籠り部品を磨いたり組み直していることに至福を感じている。
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