新型スープラの0-100km/h加速は、BMW・Z4 M40iより0.1秒速いと判明

●たかが0.1秒、されど0.1秒…新型スープラの「本当の」加速性能は?

トヨタがBMWと共同開発し、17年ぶりに復活した新型「スープラ」。0-100k/h加速が、兄弟車であるBMW「Z4 M40i」より速いことが「Car And Driver」(C&D)誌の調べでわかりました。

先にワールドプレミアを果たしていた「Z4 M40i」は、0-100km/h加速タイムを4.4秒と発表していました。しかしその後に発表された「GRスープラ」が4.1秒と発表すると、BMWは「実は3.9秒」と意地の(?)上方修正をしました。

ところが、C&D誌の実験によると、3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載する「RZ」の加速は3.8秒で、M40iより0.1秒早いことが証明されたようです。これは、電動開閉ルーフを持つZ4がクーペのスープラより若干重いことが影響していると言えそうです。

なお、スープラ最大の利点は、6,5590USドル(約729万円)する「Z4 M40i」に比べ、大幅に安い49,990USドル(約615万円)という価格かもしれません。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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