ノーマル主義の人も一度は見ておくべきスタイル。新型スープラに「GRパーツ(TRD)」が登場

●メーカー直系の外装パーツは「本気」がみなぎる造形が特徴!?

TRD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)が、新型スープラ用に外装パーツ群をズバズバと発表しました。

その名も『GRパーツ(TRD)』。名前がちょっとややこしい……ですが、早速その内容を見ていきましょう~。

『GRフロントスポイラー』はノーマルのバンパースポイラー下部にプラスアルファするかたちで装着するもの。三分割構造とすることで、より立体的な造形になっているのが魅力です。左右のフィンはカナードタイプ。

装着すると最低地上高が14mmほどダウンするというのも、うれしい報せ。

『GRサイドドアガーニッシュ』は、90スープラの特徴とも言えるドア後方部分のダクト処理部分を丸ごとカーボン製に交換していましょうというのパーツ。整流のための大きなブリスターが特徴ですよね。見ただけで「あ、これ絶対空力性能よくなるやつやん」と思わせる形に感謝。

『GRサイドスカート』はノーマルとは形状をまったく変えたサイドスカートで、やはりこちらも最低地上高がダウン(約4mm)します。カーボン製なので交換したことが一目でわかるのもありがたいっす。

リヤバンパー下部のディフューザー形状部分の左右に追加するのが『GRリヤサイドスポイラー』。記者的には最もノーマルの印象を変えると思わせるのがこのパーツです。

標準ではかなり絞り込まれた部分をあえてフラットにすることで、レースマシンの雰囲気マシマシですよね。最低地上高が約24mmも下がるというのも潔い。使い勝手で辛抱を試される局面もあるかもしれませんが、サムライ魂を持っているあなたなら大丈夫ですよね。

カレーに福神漬け。焼肉にライス(大)と同じく、スポーツカーに欠かせないのが存在感あるリヤスポイラー…というわけで、TRDが作ってくれたのは『GRトランクスポイラ―』。スリムなところが新鮮。

アルミホイールは中心部分に向かって円錐状に落とし込まれている造形の『GR19インチ鍛造アルミホイール』。

サイズはフロントが19×9J・リヤは19×10J。インセットはフロント+32mm、リヤ+40mm。ちなみに標準が17インチのSZには装着できません。逆に言うと同18インチのSZ-Rにこれを履かすと、RZとの差異が減るのでいとうれし。

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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