TCR Japanサンデーシリーズは、マクラーレンカラーのTEAM GOH MODELSが優勝【スーパーフォーミュラ第2戦オートポリス】

TCR Japanシリーズ開幕戦オートポリス。前日に行われたサタデーシリーズに続き、19日にはサンデーシリーズが開催されました。

1大会で土日それぞれ予選と決勝が行われるTCRJでは、土曜と日曜で違うドライバーの参戦も可能となっていますが、この開幕戦では全車が同じドライバーでのエントリーとなりました。

朝8時10分から行われたサンデーシリーズの予選は、前日同様ウェットコンディションとなりました。開始早々2周目には、#21 Hitotsuyama Racingの篠原拓朗選手が、ターゲットタイムとなる2’09.220を記録します。

その後も各車周回を重ねタイムを削りにいきますが、雨の影響でコースアウトする車両が出るなど、序盤に出したタイムがそのまま予選結果に反映されることになりました。

ここで気になったのは、ジェントルマンクラスの予選1位となった #62 TEAM G/MOTION’の塩谷烈州選手、そして同予選2位でサタデーシリーズでも3位表彰台を獲得した #19 BIRTH RACING PROJECT【BRP】のHIROBON選手が、オーバーオールクラスの2台を上回るタイムで予選を通過したことです。

この後行われる決勝で、オーバーオールクラスとジェントルマンクラスの仁義なき闘いというのも、このTCRJならではの見どころの一つです。

そして迎えたサンデーシリーズ決勝。昼前から雨も止み、この週末初めてのスタンディングスタートで23分+1周での全開バトルがスタートしました!

スタートから各車激しいバトルでサーキット、そしてネットでの視聴者をも盛り上げ、結果12周となったサンデーシリーズ決勝は、今シーズンのスーパーGTに参戦しているマクラーレンカラーの #5 TEAM GOH MODELS・金丸ユウ選手が初優勝を飾りました。

また、ジェントルマンクラスは予選クラストップの塩谷選手が激しいバトルを制し、こちらも嬉しい初優勝を獲得しました。

国内ではJTCC以来21年ぶりとなった箱車によるスプリントレース。耐久レースとはひと味違う、掛け値なしの白熱した全力バトルは走る側だけでなく、見る側もアツくなれる事を改めて感じることができたのではないでしょうか。

TCR Japanシリーズ第2戦は、6月22日・23日にスーパーフォーミュラ第3戦と併催で開催されます。コース幅が比較的狭く、魔物が棲むとも言われているスポーツランドSUGOで、このスプリントレースがどんな闘いを見せるのか、ぜひサーキットに足を運んで、そのアツいバトルを生で観戦してみてはいかがでしょうか。

(H@ty)

【関連リンク】

TCR Japanシリーズ2019開幕戦、サタデーシリーズ
https://clicccar.com/2019/05/19/818657/