●世界のベンチマーク・VWゴルフの新型モデルをキャッチ
フォルクスワーゲンの欧州Cセグメントハッチバック「ゴルフ」の新型プロトタイプを、ほぼフルヌードの状態でカメラが捉えました。
1974年に初代がデビューして以来、45年間世界におけるコンパクトカーのベンチマークとして存在感を誇る「ゴルフ」は、2019年の段階で累計3500万台を超え、現行モデルである7代目においても圧倒的人気を博しています。そしていよいよ8代目へフルモデルチェンジが行われます。
キャッチした開発車両は、フォグランプを備えるコーナーエアインテーク部分はカモフラージュがされ、ディテールは隠されています。しかし、現行モデルより薄くつり上がったヘッドライト、丸みを持ったLEDデイタイムランニングライトが見てとれます。またサイドミラーの位置は下げられ、後部ドアは少しストレッチされているようにも見えることから、ホイールベースが延長されそうです。テールライトはペイントで偽装されていますが、その下にははかなりコンパクトなシルエットが見てとれます。
コックピットでは、高精細タッチスクリーンやフルデジタルクラスタが採用され、常時インターネットに接続可能、つながるゴルフにも注目です。
予想されるパワートレインは、1.0リットルTSI直列3気筒、1.5リットルTSI直列4気筒などをラインアップするほか、目玉には2.0リットル直列4気筒の48Vマイルドハイブリッドモデルが設定されます。また頂点には400psを発揮する「ゴルフR Plus」も噂されています。
新型ゴルフのワールドプレミアは9月のフランクフルトモーターショーが濃厚のようです。
(APOLLO)