トヨタ・新型ヤリスに250馬力「GR」が設定か!? 開発車両がニュルに出現

●スープラと同じ擬装は「GR」の証!?  GRヤリスと思われる車輌をキャッチ

トヨタは、マツダ「デミオ」ベースのOEM車となる「ヤリスハッチバック」を初公開したばかりですが、その高性能モデルとなる「GRヤリス」と思われる開発車両を、カメラが初めて捉えました。

捉えたプロトタイプは、ヘッドライトやコーナーエアインテークを含むバンパーはダミーですが、ワイドフェンダー、マルチスポークホイール、デュアルエキゾーストパイプを装備し、ハイパフォーマンスモデルをうかがわせるエクステリアが見てとれます。テールライトはノーマルのままですが、これから市販型パーツが装着されるはずです。

注目はこの開発車輌が「GRスープラ」でも見た擬装迷彩をまとっていることです。これは「GRヤリス」として設定される可能性があることを示している証拠のようです。

「GR」ブランドは、GAZOO Racingにより、モータースポーツから継承するノウハウを注入したスポーツカーシリーズです。ハイエンドに「GRMN」、高性能モデルとして「GR」、そしてエントリーグレードとして「GR SPORT」がラインアップされています。

ベースモデルのパワートレインは、新開発の1.0リットル直列3気筒、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジンのほか、システム最高出力140psを発揮する1.5リットル直列4気筒+電気モーターのハイブリッドモデルが予想されます。対して「GRヤリス」では、1.6リットル直列3気筒ターボエンジンを搭載。最高出力は250ps以上と噂されています。

ワールドプレミアの場は、10月の東京モーターショーが有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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