2014年(平成16年)は現行型ハイエースをはじめ、約13年販売された5ナンバーサイズミニバンのアイシス、マツダベリーサなどロングセラーモデルが登場しています。また、最高出力300psを発生し、自主規制を突破したホンダレジェンドが登場したのもこの年です。ヒットモデルが出る一方で残念ながら1世代で消えたモデルとして、日産ティーダそして今回取り上げるホンダエディックスもありました。
2014年7月に登場した6人乗りのミニバン、エディックスは3人乗りのシートを2列レイアウトした変わったパッケージングが特徴です。6つのシートはすべて独立していて、リクライニングやスライドが可能です。
搭載されているエンジンは当初は1.7L、2Lともに直列4気筒自然吸気で、2006年に行われたマイナーチェンジで1.7Lが廃止され2.4Lに変更されました。
エディックスの中古車の現在の流通台数は106台。3カ月前は120台だったので減少傾向となっています。平均価格は3カ月前が約26万円でしたが、現在は約29万円とわずかに値上がり傾向となっています。平均走行距離は約8.5万kmから8.7万kmと微増に留まっています。
エディックスの中古車価格帯は約3.8万〜約70万円(応談を除く)と幅広くなっています。最も多いグレードは20X、次いで17Xが続いています。また台数は少ないですが、後期型の2.4L車も流通しています。
(萩原文博)