2001年(平成13年)は現在ファミリーカーの中心車種となっているトヨタヴォクシー/ノアの初代モデルをはじめ、4シーターオープンカーのソアラ、シリーズ初のV型エンジンを搭載したスカイラインが登場。またワゴンRなどのハイトワゴンが席捲する軽自動車で、三菱eKゴンやダイハツマックスなど新提案が目立ちました。その中で取り上げるのはスタイリッシュがデザインを採用したスズキMRワゴンです。
2001年12月に登場したMRワゴンは従来の2つの大きさの異なるハコを組み合わせた2BOXスタイルではなく、初代エスティマを彷彿させるワンモーションフォルムを採用しました。搭載されているエンジンは660ccの直列3気筒自然吸気とターボの2種類で、ミッションは4速ATが組み合わされています。また日産にモコとしてOEM供給されました。
初代MRワゴンの中古車の現在の流通台数は約200台と豊富。3カ月前は約260台だったのでここにきて減少傾向となっています。平均価格は3カ月前が約14万円で現在も約14万円なので、横這いとなっており底値といえる状態です。平均走行距離は約8.1万kmから7.8万kmと減少傾向です。
初代MRワゴンの中古車価格帯は約5000円(乗り出し13.5万円)〜約40万円(応談を除く)で、10万円以下の中古車も多く見つかります。グレードは660Gが最も多く、600X、600N-1が続いています。
(萩原文博)