新型Mazda3に採用されたボディデザインが「生産部門泣かせ」な訳とは?

マツダが米ロサンゼルスオートショーや東京オートサロンで公開、本年から北米を皮切りに順次販売を予定している新型Mazda3(アクセラ)

深化した「魂動デザイン」を採用しており、ハッチバックモデルのエクステリア・デザインを初めて見た社内の生産部門からは、「えっー」という悲鳴にも似た声が上がったそうです。

同車のデザイナーがボディサイドに光が映り込む生産屋泣かせの精緻な「リフレクション(反射)造形」を採用、屋外の光の移ろいで同車の表情が変わり、長期間に渡って味わい深く飽きない魅力を放つ意匠としたのがその理由だったようです。

新型Mazda3には新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」や、幅広い走行シーンで意のままの加減速を可能にする、最新の「SKYACTIV-X」 SKYACTIV-G」「SKYACTIV-D」を搭載。

Mazda3は2003年のデビュー以来、累計販売台数が600万台を超えるマツダを牽引して来たグローバル戦略車であり、新型はこれまで以上にデザイナーの拘りが反映されているだけに同車の発売が大いに待たれます。

Avanti Yasunori・画像:MAZDA)

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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