平成最後の今だから、昭和後期のゼロヨン模様。トラスト、JUNのタイムは? その5【OPTION 1986年1月号より】

異色スターレットRE、13秒台でリタイヤ!
<ホリレーシング・スターレット> 13Bペリフェラル/13秒84

こんなクルマで速いのって快感ですヨ!

ドライバー:花柳 貴雄

外観はど~ってことのないスターレットですけど、ロータリーはよく回りますよ。スタートは5000rpmくらいに抑えています。上げ過ぎるとリヤがバタついて、逆にタイム落ちちゃうんです。1、2速で1万1000rpmまで引っ張ると400m地点では3速1万rpmというわけです。谷田部は初めてでした。

●メカニズムチェック

外観はまったくのノーマル・スターレットが、あれほどのパワーを生み出すとは…。

エンジンは13Bロータリーのローターハウジングを加工してペリポートに変更した、加工ペリと呼ばれるもの。しかし基本的にはストリート用として、低回転域から十分なトルクを出すようなポート形状としている。アペックスシールも金属製を使って耐久性も十分だ。キャブは当然ともいえる、ウェーバー48φをベストセッティングで装着している。この結果、パワーバンドは6000~9500rpmで出力は240~250ps。

ミッションはRX-3用のスポーツキット。ファイナルは3.909にノンスリをセットする。足まわりはフロントにカヤバのコイル、リヤもカヤバ8段ショック。これにTRDのレース用コイルを組み、ストリート用のセッティングだ。ブレーキはハイパワーに合わせて、フロントは大型のベンチレーテッドディスクに変えられている。

今後、ストリートでの使用をあきらめてボディを軽量化し、ファイナルを4.4くらいにすれば11秒台もマークできるだろう。

原因不明のエンジン不調、4000rpm以上吹けず、出走断念!
<ノバスポーツ・ドラッグサニー> 2950ccツインターボ/リタイア

●メカニズムチェック

NOVA・SPORTドラッグサニーはゼロヨン初挑戦。しかし燃料関係のセッティング不足で4000rpm以上は吹けずに走ることは出来なかった。

エンジンはL型だがブロックはLD28を使用。L28ブロックに比べて重量ハンデはあるものの強度的には抜群で、ターボエンジンにはよく使われている。それに東名製鍛造89mmピストンを使用、ボア・ストロークは89×79mmの2950ccにアップ。コンロッドはオリジナル加工されたものを使用し、クランクシャフトはタフト処理とバランス取りが行われている。カムシャフトは作用角280度、リフト量8mmのものを使用。バルブは東名製でIN46.5、EX38φ。もちろん燃焼室加工も行われている。

タービンはTD06。インペラーハウジングは17C、エキゾーストハウジングは8cm2。吸気系はソレックス44φで320cc/分の容量の追加インジェクターが2本付く。冷却系はオリジナルのオイルクーラーを使用し、インタークーラーは無し。また点火システムはオリジナルの同時点火を取り付けてある。

ショック、コイルは純正レース用オプションを装備、RタイヤはETミッキートンプソン・ドラッグタイヤを使用している。

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