トヨタ自動車では、2019年3月期の世界販売を1,055万台(ダイハツ、日野含む)で見込んでいるそうです。
欧州におけるHV販売比率がディーゼル車からの移行需要などで約5割に達するなど、販売が好調で、今後も「ヤリス」や「C‐HR」などHVを中心に販売が伸びる見通しのようです。また国内市場でもダイハツ「タント」や「ムーヴ」などを中心に軽自動車の販売が堅調に推移。
その一方、営業利益ではコネクテッドカーや自動運転などの競争激化に伴い、研究開発費等の先行投資拡大が利益を圧迫しているようです。
今後の電動車販売拡大に向けた次世代バッテリーの開発を加速させる必要もあり、日経新聞によると、同社の本年3月期の研究開発費は5年前に比べて約2割増(うち約35%が次世代技術への投資)となっている模様。
こうした状況のなか、次世代向けの技術をいかに上手く今後の収益化に繋げるかが課題になりそうです。
(Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)
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