メルセデス・ベンツ日本がSUVタイプのEV「EQC」の受注開始時期に言及

●「EQC」の受注スタートは年央を予定。価格は未定

メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長が1月25日、東京都内で開いた説明会で、独・ダイムラーがパリモーターショーで公開したSUVタイプのEV「EQC」の日本での受注開始時期などについて言及しました。

同モデルのボディサイズは全長4,761×全幅1,884×全高1,624mm、ホイールベースが2,873mm。車両前後にモーターを搭載する4輪駆動モデルで、414ps/76.5kgmを発生。0‐100km/h加速が5.1秒と俊足。

フロア部に80kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載しており、日本独自の充電規格「CHAdeMO」を採用。急速充電により約40分で80%の充電が可能で、1充電当たりの航続距離は 450kmとなっています。

同社によると、日本での受注開始を年央に予定しているそうで、現時点で価格は未定とのこと。

最新のメルセデス・ベンツテクノロジーを搭載したSUV「EQC」の日本発売に国内自動車各社からも大きな注目が集まりそうです。

Avanti Yasunori・画像:ダイムラー)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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