BMW X6の次期型プロトタイプは、高速も低速も安定な抜群な走り

●「CLAR」アーキテクチャを採用したBMW X6は2019年後半に登場?

BMWのフラッグシップ・クーペSUV「X6」の次期型プロトタイプをビデオが捉えました。

捉えた開発車両は、市販型ヘッドライトやテールライトを装着しており、開発も後半に入ったようです。

現行モデルよりフロント&リアオーバーハングは切り詰められています。また2018年秋以降に目撃されているものと同じく、ハーフカップ型LEDデイタイムランニングライト、エアインテーク形状がわかるバンパー、存在感のある大型キドニーグリル、新デザインのリアコンビランプなどが見てとれます。

プラットフォームには、「CLAR」アーキテクチャを採用し、空力性能が向上。ラゲッジルームや後部座席ヘッドルームが改善されます。

パワートレインの詳細も見えてきました。最高出力340psを発揮する3リットル直列6気筒ガソリンターボ、最高出力462psを発揮する4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンなどが予想されるほか、2リットル直列4気筒ガソリンターボ+電気モーターのプラグインハイブリッドも設定されます。さらに2020年には最高出力600ps以上の『X6 M』も期待されています。

カメラマンによると、低速から高速までスムーズな走りを魅せており、大幅に向上する動力性能や軽量化の成果が確認できたとのことです。

ワールドプレミアは早くても2019年秋以降となる見込みです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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