テスラに対抗か? VWが米国でのEV生産に向け、約870億円投資へ

独・VWが1月14日、米テネシー州でのEV生産に向け、8億ドル(約870億円)を投資すると発表しました。3大陸8拠点でEVを生産する計画の一環で、生産拡張に伴い、1,000人を新規雇用するそうです。

産経新聞によると、最初のEVとなるSUV「IDクロス」の生産を2022年に開始するそうで、ワーゲンバスのEV版「IDバス」についても投入する模様。

同社は米国を最重要拠点の一つに位置付けており、EV大手のテスラに追いつくために多額の投資を行なっています。

2023年までにEVやライドシェアなどデジタルサービスの開発に約500億ドルを投資する計画のようで、2025年までに販売台数を100万台に増やす目標を掲げています。

今回、貿易摩擦が激化する中での発表となっただけに今後の同社の動きが注目されます。

Avanti Yasunori・画像:VW)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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