【ホンダ第16回子どもアイディアコンテスト】最終審査会開催。小学生が発案した「未来にあったらいいな」と思うモノは?

ゲスト審査員がそれぞれ選ぶ審査員特別賞を受賞したのは、茂木賞「みんなで宇宙へゴー☆」(大友亮仁/3年生、大友心晴/2年生 )。

星と川で遊ぶことが大好きという亮仁君と心晴ちゃんは世界中の絶滅危惧種を守り、地震や災害からすぐに逃げられるようにと開発。

もしこの作品が本物になったら「絶滅危惧種が地球からなくなり、美しい地球になる。地震や災害があっても怖くない。宇宙の謎を解き明かすことができる」そうです。

まるも賞は「元気の調味料チビコリン」(堀口友莉佳/4年生)、日本化学未来館賞には「スイトール」(西郡己子/2年生)が選ばれました。

■最優秀賞の発表!!

さぁ、いよいよ最優秀賞の発表です! まず低学年の部は「みんながにこにこあったかーい『ひまわりのおうち』」(南友乃/1年生)。

「ひまわりを見ていたら、ひまわりの中に住めたら暖かくて楽しそうだなと思い、思いついた」と言う友乃ちゃん。特徴、アピールしたいポイントは「いつもお日様を向いているお家だから、暖かくて明るいお家です。ひまわりの種を利用することができ、種から新しいお家もできます。地震にも強いです」とのことでした。

またこのアイディアにより「鳥や蝶々や蜂さんたちとお友達になれます。お家がたくさんあったらとても可愛いし、暖かいのでみんながニコニコになります」と、素敵な未来像を語りました。

ちなみにこちらの作品はキッズ大賞低学年の部にも選ばれ、ダブル受賞に。おめでとうございます!

そして高学年の部は、雷のところへ飛んでいって雷のエネルギーを集めることができる「電気をためる『ライチョウ』」(柏木晴太/4年生)。「ライチョウ」が生む電気たまごはどこでも持ち運べ、空中で雷を集めるので地上に落ちずにすむそうです。

アイディアを思いついたきっかけは「雷の電気はすごい強力なのに貯めることができないし、雷が落ちたら火事になったり雷に当たって死んでしまうこともある。だから雷が地上に落ちずに電気を集められたらいいなと思った」そうで、「たまごをどこでも持ち運べるので、電気自動車に使ったり災害時に役立つ。雷が地上に落ちる心配がなくなる」とアピールしました。

今年も大人顔負けの、素晴らしいアイディアが登場した「子どもアイディアコンテスト」。アイディアはもちろんですが、それを形にすること、そしてプレゼンテーション能力の高さには毎年驚かされます。

このコンテストはタイとベトナムでも開催されており、それぞれの国で最優秀賞と優秀賞に輝いた受賞者たちが集まる国際交流会に参加することになっています。日本代表として、ぜひ頑張ってもらいたいですね!

(yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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